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my note#05│言葉と音符が降り注ぐONEWの世界で 〜Life goes on〜

いつもNCTのことばかり書く私ですが、初めて、他のアーティストについて書き留めたいと思います。7月9日に行われたSHINeeオニュの武道館公演『ONEW Japan 1st Concert Tour 2022 〜Life goes on〜』に参加しました。“感動”という言葉だけではあまりにも拙すぎるのですが、一言で表すなら、私が知る言葉で一番しっくりくる言葉が“感動”でした。そんな場に参加させてもらい、この感じたことを忘れたくないと、もっともっとたくさんの人にオニュの歌を聴いて欲しいと願ったので、短いですが書き留めたいと思います。オニュがしきりと、「みなさんと一緒にステージをつくりたい」と言ってくれていたので、悩んだ末に“参加”という言葉を遣いました。

SHINeeを知ったのは13年ほど前。私はまだ学生でした。熱狂的ではなくとも、曲もMVも擦り切れるほどたくさん聞いて見て。学生だった私も社会人になって時間を重ね、オニュの生歌を聞くのは10年ぶりくらいでした。どうしてもオニュの歌が聴きたくて、SHINeeが大好きな母とLIVEに参加しました。SHINeeには個人的に特別な想いが強いです。いろんな辛いことがあった母が前向きに楽しく人生を歩くきっかけのひとつになったであろうことがSHINeeだったからです。家族である私ですら難しく、それでも心から切に願うことを、SHINeeがたくさん支えてくれたから。だからこそ、今回どうしてもオニュの歌を母と一緒に聞きたかった。それを叶えてくれたことにまずは心から感謝しています。

これまでの時間の中でいろんなことがあったし、それは幸せなことも、どうしようもない悔しさや悲しみを抱えることも。いろんなことを思い浮かべてたくさんの感情を感じましたが、1番感じたことは、オニュの歌声に触れると言葉や音符が星屑のように空から降り注いでくるような感覚になることです。言葉が、音が、まるで眼に見えるかのように降り注いできて、希望や暖かさで包まれるような感覚を覚えました。韓国語の感性が好きで、最近は日常的に韓国語ばかりに触れていた私ですが、オニュの歌を聴いて、日本語はこんなにも美しくて優しい言語だったのかと感じさせてもらいました。日本語も好きだからこそこうして文章を書く訳ですが、それでも最近はそう思う機会を失っていたように思います。日本語を母語とするため、日本語で触れるものは時に生々しい感情や触れたくないような言葉であることもあり、世知辛い世の中で、日本語を美しくあろうと必死にいたような感覚を持っていたのではないかと。自然と日本語の美しさに触れさせてもらい、こうして日本語で文章が書けることを嬉しく思いながら今この文章を書いています。

母国ではない国で(日本で)、ソロアルバムと日本で愛される名曲のカバーアルバムをリリースし、生バンド生ストリングスを率いて、通訳もカンペもなしで、日本国旗が掲げられた日本武道館をたった一人で、2日間も埋めたことは誰でもできることではないと思います。たくさんの支えがあってこそだと思いますが、それでも、なによりも、オニュの努力と彼が周りに向ける姿勢があったからだと思います。それを今回のステージのすべてに感じました。そんな素敵な場所に共にいさせてもらえて心から嬉しく思います。

고마워. 진심으로. 

SETLIST

encore

double encore

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