№135【2分で読める】日々の暮らしにクスっとエッセイ『付属品どこやったかな』
ある日、ほっそい隙間のゴミを掃除機で吸い取ろうとしたときのこと。
「あれっ! 付属品どこやったかな」
モチロン、覚えているわけもなく途方にくれるワタクシ。
仕方ない。
何か代わりになるものはないかな。
いくつか思いついたもので、家にあるもの。それは小4の息子が何かに使うかもしれないと取って置いた「サランラップの芯」。
これを掃除機の先に差し込み、ふつうにスイッチを入れてみたところ、
「ひょーっ!」
わが家の小鳥、キンカチョウの落とし物どころか、床がはがれるかと思うほど吸いトリはじめた。慌てて弱に切り替える。
おおっ! なかなかいい感じ。
思った以上に細かい物も吸い取っていく。
え? 掃除機とラップの芯の接続のスキマが気になる?
いやいや、すっごい吸引力だから、スキマなんか問題なかった。
え? 掃除機にラップが吸い込まれないか?
ラップの芯を差し込んだときに、奥に当たっていたのを確認したので、芯だけ吸い込むことはなかった。セーフ。
ちなみにトイレットペーパーの芯はペコリと凹んで秒で使えなくなった。うちの掃除機と相性が悪いだけなのかな。いい案だと思ったのに。ちぇっ。
今後ラップの芯は、息子とワタクシの奪い合いになりそうな予感。
たまたまうまくいったラップの芯の「じゃない使い方」。悪くない。
掃除機が壊れても、一切責任はとれませんのであしからずご了承下さい。
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