2分で読める子育てエッセイ№442 『初めまして!息子の弟が二人になりました!』
新2年生の息子は、「弟」と呼ぶぬいぐるみがいる。
黄色のくまさんで、ポテッと座っている感じがとても似ていて可愛い。(すみません、親ばかで)
先日、服を買いに行ったところ、同じフロアーに子供心をくすぐるおもちゃのコーナーがあり、ちょっと嫌な予感がしていた。
「ねえねえ、お母さん、これ欲しいんだけど・・・買って~」
ちょっと遠慮がちに言ってくる息子は、すでに、だんなには断られたあとのようだった。
あまり、あれこれ欲しがる方ではないので、一応聞くだけ聞くことにした。
すると、ゲームのキャラクターでコロンとした可愛いぬいぐるみを指さした。
「これ・・・」
そう言えばお姉ちゃんも同じくらいの時に、こんなコロコロのぬいぐるみ買うって言ってたな~。
ちょうど溜まったポイントがそのくらい。たまにはいいかと、連れて帰った。
帰宅するやいなや、袋から取り出し頬ずりするほどのお気に入り。さらに寝るときは枕元に転がしている息子の「二人目の弟」
「男の子もこんなの好きなんだ~」
と改めて思った。
次の日の夜、布団に入ってからしばらくして、何かを思い出したように、急に息子が飛び起きた。
「あ!二人目の弟がいない!」
好きすぎて、今日1日自分の近くに座らせていたので、1階のどこかにいると思われる。
慌てて探しに行った先で見つけた帰り道
「お母さん、この子半泣きなんだけど」
と言ってしっかり抱っこしていた。
気分はすっかりお兄ちゃん。せっかくお兄ちゃん気分を味わっているので、お兄ちゃんに花を持たせる事にした。
でもね・・・
暗くて怖いからお母さん一緒に来てって、ワタクシをたたき起こしましたよね? 弟は暗がりで一人いたんだもん。半泣きにもなるよね?
と心の中で息子に突っ込んだ。
サポートありがとうございます! 迷わずお菓子を大人買いしますよ?怒りません? ありがとうございま~~~す ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ