2分で読める子育てエッセイ№893『9時、12時、15時に宿題』

小4の息子が夏休みに突入。今年こそ、今年こそは余裕をもって夏休みの宿題を終わらせたい。そこで、息子に夏休みの一日をどんな風に過ごすのか、聞いてみた。
「夏休みに入る前に、学校で計画を立てたよ。ほら、この夏休みの予定表」

そこには、9時、12時、15時に宿題をする、という文字が。
「・・・え？」
ワタクシ、自分の目を疑って予定表を二度見した。
「あの～、確認なんですけど・・・一日何時間くらい宿題をする予定？　この表だと3時間も宿題することになっているけれど」
すると息子が、ゲームをしながら、軽～く答えた。
「うーん。40分くらい？」
うそーん。40分を3回に分けて宿題するつもり～？
ワタクシ、しつこく息子に確認した。
「1日3回宿題する時間があるけど・・・せっかくの夏休みに3回も宿題するの？」
自分で書いた一覧表なのに、息子は首をかしげてこう言った。
「分かんなーい」

ところが夏休み初日から、ほんの10分リコーダーの練習をするだけ、という息子のペース。1日3回の宿題どころか1日40分もアヤシイ。

予定は未定。
終わりよければすべてよし、と毎年言っては大失敗。
最終日は、とほほの予感。
ちぇっ。