2分で読める子育てエッセイ№637『名前は違うけど、同じゲーム』
小2の息子が、最近ハマっているのが「ヘルメット」というゲーム。
ジャンケンして、勝った人が負けた人の頭をポン!と叩く。負けた人はヘルメットをかぶるように頭をガードするだけの単純明快なゲーム。
「あ! お母さんも子供の頃、名前は違うけど、同じゲームしたことあるよ!」
懐かしいな~と思いながら、息子と遊ぶことにした。
ワタクシは足掛けウン十年の大ベテラン。それこそ、子供の頃は、1つ年下の弟を何回も泣かしながら遊んだので、修行はバッチリ。
どちらかというと、得意な方だった。
最初は、順調に圧倒的ワタクシの方がうまくできていた。
また、ポン! と頭を叩くたびに、息子が変な顔をするので面白くて仕方ない。
すると10回を超えたあたりで、突然、息子がキーキー怒り始めた。
「もう! 全然勝てない! もうお母さんと遊んであげない」
だって、ジャンケンも出し方がいつも同じだもん。
そう余裕で言っていたのが、つい3日ほど前。
今ではすっかり、息子がやり方を身につけた。
若い分、メッチャ動きが素早いし、思い切りもよい。
「ちょっと~! 力加減、力加減をおぼえなさーい!」
今日の勝負は、ワタクシが叩かれ損で終わった。
足掛け数十年の大ベテラン。
3日だけの勝者だった。
とほほ。
サポートありがとうございます! 迷わずお菓子を大人買いしますよ?怒りません? ありがとうございま~~~す ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ