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SPRINT最速仕事術の要点メモ

プライベートでのアプリ作りに役立つかなと思って買ったSPRINTの本。

読まずに放置していたのですが、フリマアプリで売れたので、急いで要点をまとめました。

スプリントとは?

GVが活用しているプロセスで、アイデアをプロトタイプの形にすばやく落とし込み、それを顧客にテストすることによって、たった5日間で重要な問題に答えを出す手法のこと。

スプリントの全体感、実行する前の準備としては下記です。

スプリントの全体像(1weekのスケジュール)

月曜日:目標を固める

問題を洗い出して、どの主要部分に照準を合わせるか決める。マップをつくり、ターゲットを決める。

火曜日:思考を分散させる

多くのソリューションを紙にスケッチする。

水曜日:ベストを決める

最高のソリューションを選ぶという困難な決定を下し、アイデアを検証可能な仮説のかたちに変える。どれが一番良いか決める。

木曜日:幻想をつくる

リアルなプロトタイプを完成させる。

金曜日:テストをする

ターゲット顧客でテストをする。

下準備としてメンバーを集める(チームメンバーは7人以下にする)

専門分野に精通し、課題に情熱を持つ、多様な人材を入れた方が良い。

決定者

決定権を持つディサイダーを決める。決定者は問題を深く理解していて、明快な意見と、価値基準でチームを正しい解決策へ導く。

例)CEO、創業者、PdM、デザイン責任者など

財務の専門家

お金がどこから来て、どこへいくのかを説明できる人。

例)CEO、CFO、事業開発責任者など

マーケティングの責任者

会社のメッセージを考える人

例)CMO、マーケティング担当者、PR責任者、コミュニティマネジャー

カスタマー業務の専門家

顧客と日常的に話す人

例)リサーチャー、営業担当者、カスタマーサポート担当者など

技術の専門家

会社が何を構築し、何を提供できるのか一番わかっている人

例)CTO、エンジニアなど

デザインの専門家

製品をデザインする人

例)デザイナー、PdMなど

Mon目標を固める

終わりから始める(最終目標を設定する)

スプリントクエスチョンを考える。

・このスプリントで、どのような質問に答えを出したいのか

・長期目標を達成するためには、どんな前提を満たす必要があるのか

・プロジェクトが失敗に終わるとしたら、どのような原因か考えられるだろう

マップを作る

マップとは、顧客が製品・さーびすを利用する流れを簡単に表した物だ。左に主要人物を書き出す。右端は完了を設定し、左端からストーリーを書く。一言フレーズで矢印でストーリーを繋いでいく。

HMW(How might we)どうすれば〜できるかメゾットで考える

専門家に話を聞くフェーズの時に、どうすれば・・・から始まる質問のかたちでメモを取るようにする。マップのどの部分をターゲットにするか決めるときの参考になるし、火曜日のスケッチのアイデアにもなる。

Tue思考を発散させる

リストアップする

各自がソリューションのヒントになりそうな既存の製品・サービスを考えてリストアップする。同業他社の製品を参考にするよりも、異なる環境の似たような問題の解決策を参考にするのが良い。

ライトニングデモを実行する

既存のアイデアを集めて組み合わせる際に、自分でリストアップしたアイデアを3分間で紹介することだ。どの点がそんなにいいのかをプレゼンする。みんなから出てきたアイデアをホワイトボードにまとめておく。

スケッチする

イメージを絵で表現する。これをもって水曜日に、全員のスケッチを品評してベストなものを選ぶ。



途中までまとめて、これ以上は実践しない限り不要だと思ったので、ここで終了。

SPRINTは大きい案件ではなくても、当てはめてできそうだと思うけど、ここまで考え抜き、プロダクトまで落とし込むテーマがないなと思った。

(だから読まずに放置されていたのだと。。!)

月曜、火曜に実施する最初の思考の部分は、一人で思考しているときにも使えそうではある。

この先気になる方は本を購入して読んでみてください!


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