心を癒す植物療法の優しい世界2

さて、本日は、先日のnoteの続きで、植物療法を学び始めてなぜ癒される感覚を覚えたのか、という話です。

とてもシンプルな話で、自分が幼い頃から悩んできた症状のあれこれが、
「植物療法で改善できる症状」として挙げられていたのです。つまりそれって不調っていうことなんですよね。
それらを知って初めて、自分の不調に対し、当たり前のことではなかったんだと気づいたのです。それまでは不調と共に生きることに慣れすぎてしまって、不調を不調とすら思っていませんでした^^;

例えば「頭痛」について。
記憶を辿ると私は小学生の頃から偏頭痛持ちで、ことあるごとに頭痛薬を飲んでいました。当時はネットなんてほとんど普及していませんでしたから、テレビの健康番組とかで「こういう食材を食べると頭痛が起こりやすいらしい」なんてのを見て、食べるのを控えてみたりしていましたが、結果頭痛が治ることはなく、最終的には頭痛薬もロクに効かないというところまでいっていました。

それから時は流れど、変わらず偏頭痛は私の生活の一部で。
うっすら痛いなという程度でも、そのままにして一日過ごしていると、夕方頃には目を開けているのが辛くなるくらい痛くなり、光をみると頭がガンガンするし、吐き気も催すほど、寝るしかないという状況が続きました。
それほど症状がきつかったので、大切な用事がある前日なんかは、頭が痛くならないようにと祈ることも度々でした。

ところが植物療法を学んで、頭痛に効くハーブがあることを知っただけでなく、頭痛が起きたときの小さなTipsなんかがあることも学びました。
また、自分の頭痛の症状を話した時に、周囲の人の頭痛はそこまでではないことを知り、先生からは「そんなに症状が重かったんですね」という言葉をかけていただいて。
その時に、私の頭痛の程度は普通じゃないんだとわかったことが、一つ自分に対しての癒しになり、先生からの言葉でまた一つ癒されたのだと思います。

こうやって、病気ではないけれど自分の日常生活における不調を客観的にみること。そしてそれを「不調」であると認めること。自分以外の誰かに認めてもらうこと。
どれだけ辛くても、仕事もある、育児もあるなどなど、毎日頑張って生きるしかないと踏ん張っている人々にとってこそ、このプロセスが大きな意味を持つんだなあと気づくことができました。
パートナーでも子どもでも友人でもなく、紛れもなく自分自身の心や体に起こっていることを見つめ、知り、認めることってとても大切なんだよ!ということを、声を多くして伝えたいです。

MULで行う植物療法のカウンセリングでは、まず初めに、カウンセリングシートを書いていただきます。生活習慣、心と体の症状で当てはまること、普段からちょっと気になっていることなど、細かくお尋ねします。
それをいただいた上で、植物療法の観点から、客観的にどんなことが起こっているのか、何が問題なのか、どうすれば改善できるのかなどをお伝えしています。

そうすることで今まで気づかずにいた心と体の不調が見えてきたり、人から言われることで「ああ、自分ってこうだったんだ、こんなこと我慢したり頑張ったりしてたんだ」と、認めやすくなったりします。
そんなプロセスを繰り返すことで、自分を認め、愛し、癒すことが少しずつでもできるようになっていくのではないかと考えています🕊

植物療法は単に症状を改善するためのものではなく、自分という一人の人間を認め、愛することにもつながる素敵な世界だと思います。
ぜひ勇気を出して、一歩踏み入れてみてくださいね^^

では、ここまで読んでいただきありがとうございました✨

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