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字がニガテな原因がわかる3つのテスト

こんにちは。ペン字のきみこ先生です。

今日は嬉しいことがあり、ご報告です。

春に出版した新刊「簡単ルールで突然、美文字が書ける」が重版になりました。

ありがとうございます!

「わかりやすい」
「少し変えるだけですぐきれいになった」
「これなら自分の字も変わるかも、とワクワクする本」

本を買ってくださった方から、たくさんのメッセージ届いています。

本当にありがとうございます!

この本は、30のルールを知ると、美文字が書ける、
というコンセプト。

すぐに書く、練習する、のではなく、

【まずルールを頭に入れる】

すると、少し変えるだけでも飛躍的に字がうまくなります。

さて、今回は、この本の中から特に人気だったルールをご紹介しますね。

ペンの持ち方、重要なのは「小指」だった!

正しいペンの持ち方、自信がありますか?

大人の生徒さんから「今さら聞くのが恥ずかしいけれど、ペンの正しい持ち方を教えてほしい」と言われることがよくあります。

正しいペンの持ち方というと、親指、人差し指、中指で、このように持つことが正しいと言われています。

ペンの正しい持ち方

もちろん、この持ち方が基本ですが、実はもっと意識してほしい指があります。

字がニガテな人は、小指が動かない。

字のニガテな人、また、字をもっと大きく書きたいのに小さくしかかけなくて悩んでいる人には共通点があります。

それは、小指が動いていないこと。

にぎりこぶしのようにギュッと力を入れて握ってしまっています。

すると、可動域が狭くなり、字が思うように書けず、小さい読みにくい文字になってしまうのです。

3つのテストにトライ!

では、ここで小指が自由に動かせているかチェックするために、3つのテストにトライしてみましょう。

テスト①ボールペンで、5センチ以上のタテ線を書こう
テスト②ボールペンで、5センチ以上のヨコ線を書こう

書籍「簡単ルールで突然、美文字が書ける(ダイヤモンド社)」より

上の図のように、ボールペンで、5センチ以上の縦線と横線を、なるべくまっすぐになるように書いてみてください。

5センチの長さが書けない、曲がってしまう、ジグザグになる、一気にスムーズに書けないようであれば、小指に力が入りすぎていて指の可動域が狭まっている可能性大です。

テスト③ボールペンで、直径5センチ以上の丸を書こう

書籍「簡単ルールで突然、美文字が書ける(ダイヤモンド社)」より

上の図のように、今度は直径5センチ以上の円を書いてみましょう。

手首は固定して、小指を握った状態からスタート

だんだん小指を開きながら滑らかに円を書き、最後はまた小指を閉じます。

小指の開閉がスムーズにできないと、なかなかきれいな円が書けません。

できない人は、小指を意識しながら、何回も書いてみましょうね。

円がきれいに書けると、ひらがなの曲線もうまく書けるようになり、各段に美文字度がアップします。

動画もあわせてご覧ください。

このペンの持ち方、動画でもすこし解説しています。ペンの持ち方に悩む人にとっても好評なので、よろしければチェックしてみてくださいね。


くわしくは、新刊に。

ペンの正しい持ち方、小指の可動域の話は、「字がキレイに書きたい人」は、必ずクリアしてほしいルールです。

字をたくさん練習したけれど、なんだかイマイチ上手くいかない・・・と、悩む人の原因が小指の可動域だった、という方もたくさん見てきました。

子どもから大人まで、ストレスなく字を書きたい人は、3つのテストで練習してみてくださいね。

ルールは詳しくは新刊に書いているので、気になる方はご購入をオススメします。他にも、少し変えるだけでも飛躍的に字がうまくなるルールをたっぷり収録しています。

Amazonに、サンプルページがたくさんあるので、美文字になるヒント盛りだくさんです。

ぜひ、チェックしてくださいね。

お読みいただき、ありがとうございました。

萩原季実子(はぎはらきみこ)



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