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今までの読書習慣というムダ。

この記事。グサッと刺さりましたね。

つい最近友人とも

経営者レベルの人が本の内容を血肉にしているのって、単純に読書量が多いから?それとも限りなく多くの現場経験と紐づけられるから?それとも読み方が違う?

なんて話をしていました。

そんな折に、この池田さんの記事を読んで思いましたが、少なくとも読み方から全く違いました。

目的ドリブン、メモ、アウトプット、課題解決、トークと5つのステップで血肉にしていくという話なのですが、私はこの1つめから出来ていませんでした笑

目的ドリブンであるべき、本を手にした際にはもちろん何らかの目的があるはず。
その通りなのですが、目的の具体化が出来ていません。
例えば直近に読んだ『人事と採用のセオリー』という本。

この本を読もうと思った理由は、

「人事ってなにしてるの?採用って何考えて採ってるの?」

こんな漠然としたものでした。

そりゃ読み方も漠然とするよね。当たり前のことができていないというのはこういうことです。

一方でたしかに、この問いに対する答えは本から得られているんですよね。
長くなるのでそれは別の書評記事になるのですが、きちんと琴線に触れた部分としてメモに残っています。

そしてこのメモなのですが、内容はメモしているもののあまり自分が考えたことまではメモしていません。
自分の中から出てくるものなので、軽く見ていたのですが、その疑問はメモに残さないと10秒で消えてしまうとのこと。

現状海外生活でKindleメインなのでメモするのも一苦労ですが、帰国したらやっぱり紙媒体も読みたいなぁと再確認。

本はぼろぼろにしてなんぼなんだと。

アウトプットも中途半端な書評のみ。
私の書評は、本の内容の刺さったところのメモ、それに関して少し感じたことを中心にまとめています。

ただ実際これが書評か?といった悩みも持ってはいました。

アウトプットはここまでの
目的、本の内容メモ、自分の想いメモの3点がそろって初めて流れができるとのことです。

受験の暗記ものが単語だけでは入ってこないのに対して、ストーリーを作ると頭に入ってくるのと同じような原理かもしれません。

そういう意味でもはじめの目的を具体化しておくことはストーリー作りとインプットに活きてくるでしょう。

こちらは論文を読むときとシンクロします。ある調べモノに対してアブストの段階で情報が絡んでいるのか否か、それを気にして必要なものだけ読んでいくのでムダなくうまく事実の部分を吸収しているといえます。


そしてここからは来年からの課題。

問題や課題があって、本を手に取り、それを使う。

そして外に対して話すことや解説をすることで血肉にしていく。

人に説明できるレベルまで落とし込めれば、十分血肉になったと言えると思います。


数年前の読書の記憶がほとんどないのはこういうことを怠ってきたからなんだろうなと再確認。

グサッと刺さり、今までの非効率を認める形にはなるのだけれど、これを認めないと前にも進めないので、叱責を受けたのだと思うことにします。

期待されていないと叱ってもくれないですからね。

若者、まだまだがんばります。


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