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【成分から読み解く!】おすすめプチプラセラミド美容液3選

【はじめに】
今回この三つを選ぶにあたって注意していただきたいことは、ヒト型セラミドは肌との親和性が高く肌馴染みが良いのですが、原価が高いためプチプラ化粧品では配合濃度がかなり低いと推定されるという点です。
化粧品は1%以上の濃度のものは高配合順に表記され、それ以下の成分は順不同です。どこまでが1%以上なのか知るのは難しいのですが、ざっくり言うと下に行けば行くほど濃度が低いということです。これに注意して全成分表示を見て欲しいと思います。
そのため、ヒト型セラミドとしての効果を感じるには不十分な可能性もありますが、使ったことはないけれど、セラミドには興味があり、安く取り入れてみたいと思う方に向けて選びました!

【日本酒の美容液/菊正宗】
⭐︎150mLの大容量で1,098円の低価格(参考価格)

【4つのポイント】
✓大容量(150ml)で低価格
✓ヒト型セラミドも3種類配合
✓お馴染み菊正宗シリーズスキンケア
✓プラセンタエキス配合など保湿効果への努力も見られる

【特徴とおすすめできる人、できない人】
○オススメな人
・低濃度でも安価にヒト型セラミドを試してみたい人
⇒成分表示順位から低濃度と推定されるため、セラミド自体の効果はダイレクトに感じにくい可能性大
・全身のケアに使いたい人
⇒安価なため、とにかくケチらず使いたい!という人にはおすすめ
・さっぱりしたテクスチャが好きな方
⇒ジェル状でさっぱりしているわりには保湿力が高め

△注意したほうが良い人

・香りに敏感な人
⇒菊正宗シリーズ独特の香りがするため、好き嫌いは別れる可能性あり
・敏感肌やアレルギー体質な人
⇒日本酒成分が含まれるため要注意
・肌の弱い人、生理中など不安定な時期の人
⇒刺激物はなるべく避け、自分の肌状態とよく相談して使うべし


【全成分】
水(溶媒)、グリセリン(保湿)、BG(保湿)、グリコシルトレハロース(保水・乳化安定剤)、加水分解水添デンプン保水・乳化安定剤) コメ発酵液(日本酒成分)、グルタミン酸(保湿)、アルギニン(保湿・pH調整剤)、グリシン(保湿)、アスパラギン酸(保湿)、セリン(保湿)、バリン(保湿)、プロリン(保湿)、イソロイシン(保湿)、トレオニン(保湿)、ヒスチジン(保湿)、アラニン(保湿)、フェニルアラニン(保湿)、セラミドEOP(ヒト型セラミド)、セラミドNP(ヒト型セラミド)、セラミドAP(ヒト型セラミド)、アスコルビルグルコシド(ビタミンC誘導体)、リン酸アスコルビルMg(ビタミンC誘導体)、プラセンタエキス(保湿)、アルブチン(美白作用)、グリチルリチン酸2K(抗炎症剤)、ベタイン(保湿)、スクワラン(保湿)、トリエチルヘキサノイン(コンディショニング剤)、イソステアリン酸(安定剤)、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)(閉塞剤)、 コレステロール(安定剤)、フィトスフィンゴシン(セラミド類似物質)、乳酸Na(保湿・pH安定剤)、PCA(保湿)、PCA-Na(保湿)、ラウロイルラクチレートNa(乳化剤)、ポリソルベート20(乳化剤)、ポリソルベート60(乳化剤)、PEG-60水添ヒマシ油(乳化剤・安定剤)、カルボマー(増粘剤)、キサンタンガム(増粘剤)、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー(乳化剤)、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー(皮膜形成剤)、EDTA-2Na(安定剤)、水酸化K(pH調整剤)、エチルヘキシルグリセリン(防腐剤)、カプリル酸グリセリル(防腐剤)、フェノキシエタノール(防腐剤)、香料


【肌をうるおす保湿美容液/松山油脂】
⭐︎ヒト型セラミドを5種類配合。大豆由来成分を多数配合しているのが特徴。

【4つのポイント】
✓ヒト型セラミド5種類配合
✓大豆由来成分多数配合
✓松山油脂の強みを生かしたコスパの良いセラミド美容液
✓全成分に配合目的を表記している

【特徴とおすすめできる人、できない人】
○オススメな人
・敏感肌の人・肌荒れしやすい人
⇒松山油脂らしく刺激の強い成分は配合しておらずシンプルな配合
・安価でヒト型セラミドを取り入れたい方
⇒7種類中5種類のヒト型セラミドを配合している
・肌の弾力やハリを気にされている方
⇒セラミド低濃度を補うために肌への弾力やハリを与えるイソフラボンなど大豆由来成分を配合している。イソフラボンシリーズなどが好きな方、使用経験有りの人にはおすすめ

△注意したほうが良い人

・高濃度でヒト型セラミドを取り入れたい人
⇒成分表示上セラミドの表示順位が下位なので濃度はかなり低いと推定される
・植物由来成分が苦手な人
⇒植物由来成分であるためイソフラボンが苦手な方は要注意
・セラミドで保湿をしていきたい人
⇒大豆由来成分で多くの美容成分が配合されているためいい効果もある反面、セラミド本来の効果が見えにくい可能性もある


【全成分】
水[溶媒]、BG[保湿、防腐]、グリセリン[保湿]、1,2-ヘキサンジオール[保湿、防腐]、アスペルギルス/ダイズ種子エキス発酵エキス液[肌を整える]、ダイズペプチド[肌を整える]、ダイズ種子エキス[肌を整える]、ダイズ発酵エキス[肌を整える]、酢酸N-プロリルパルミトイルトリペプチド-56[肌を整える]、ダイズステロール[保湿]、セラミド1[保湿]、セラミド2[保湿]、セラミド3[保湿]、セラミド5[保湿]、セラミド6II[保湿]、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)[エモリエント]、グリコシルトレハロース[保湿]、加水分解水添デンプン[保湿]、水添レシチン[乳化、保湿]、アラントイン[肌を整える]、シロキクラゲ多糖体[保湿]、トコフェロール[品質安定]、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー[質感調整]、ペンチレングリコール[保湿、防腐]、カプリリルグリコール[保湿、防腐]、t-ブタノール[品質安定]


【リペアエッセンス/トゥヴェール】
全成分
水、ラウロイルラクチレートNa(乳酸誘導体、乳化)、セラミドNP(セラミド、保湿)、セラミドAP(セラミド、保湿)、セラミドEOP(セラミド、保湿)、フィトスフィンゴシン(セラミド原料、保湿)、コレステロール(保湿)、カルボマー(増粘)、キサンタンガム(増粘)、エチルヘキシルグリセリン(防腐)、フェノキシエタノール(防腐)

⭐︎ヒト型セラミドを3種類配合。角質細胞間脂質に類似する配合を目指している。

20mLで2,240円というプチプラながら、ヒト型セラミドを3種類配合し、人の肌でセラミドが存在している角質細胞間脂質に類似した配合を目指している。
乳液状でさらっとした使用感のため、ベタつきが苦手な方におすすめ。
界面活性剤の刺激に弱い方は、肌のコンディションと相談して日々のスキンケアに取り入れて。
髪への使用もブランドが推奨しているのも、珍しい特徴!


【4つのポイント】
✓ヒト型セラミドを7種類中3種類配合
✓乳液状でさらっとしたテクスチャー
✓髪への使用も推奨している
✓全成分に配合目的を表記している


【特徴とおすすめできる人、できない人】
○オススメな人
肌が強めの人、肌のコンディションが整っている人
⇒低コストで純粋にヒト型セラミドを試すことができるという意味では使用する価値あり
ただ、セラミドが本来存在する角質細胞間脂質に類似した配合を目指していると謳われているが、ヒト型セラミドは3種類しか配合されていない点は注意が必要

△注意したほうが良い人
敏感肌の人(荒れやすい)人
⇒肌が弱い低刺激処方を謳っているが、界面活性剤の刺激に弱い方は肌のコンディションと相談しながらの使用がおすすめ

【全成分】
水(溶媒)、ラウロイルラクチレートNa(乳酸誘導体、乳化)、セラミドNP(セラミド、保湿)、セラミドAP(セラミド、保湿)、セラミドEOP(セラミド、保湿)、フィトスフィンゴシン(セラミド原料、保湿)、コレステロール(保湿)、カルボマー(増粘)、キサンタンガム(増粘)、エチルヘキシルグリセリン(防腐)、フェノキシエタノール(防腐)

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