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日曜雑感 vol.78~本日のテーマは「衝撃の事件から1週間」です

安倍晋三元総理が、遊説中に銃で撃たれて死亡するという前代未聞の事件が発生してから1週間がたちました。まずは改めて、安倍元首相のご冥福をお祈りいたします。

この事件は、私にとってもたいへんショッキングでした。数日間は、ブログでいつも通りのコラムを書くことができず、どうしても事件に関連したテーマになっていました。

・安倍元首相狙撃事件の現場「大和西大寺」のこと(旅人マイケルオズのニッポンひとり旅語り

・献杯の酒をいただくとは(酔いどれ男マイケルオズの「ひとり旅で一人酒」

・歴史・人物伝~番外コラム:首相経験者の暗殺事件を調べてみました(歴男マイケルオズの「思い入れ歴史・人物伝」

事件については、さまざまな報道がされていますが、あまり深入りして書くことは避けておきます。ただ、この事件をきっかけに、いろいろな課題が表面化してきたことは間違いありません。

犯行の動機とされている「宗教団体」にまつわる問題、事件を防げなかった要人警護の問題はもちろんですが、安倍政権の総括、弔いやレガシーのあり方、マスコミの報道姿勢なども検証が求められるところです。

そのなかで、どうしても書いておきたいことがあります。

事件当日、ある元マスコミ記者が、安倍氏が死亡する2時間ほど前に「安倍さんがお亡くなりになった」とSNS上に書き込みをしていました。この情報はすぐに拡散され、私も目にしたのです。

この件は明らかな「誤報」で、数日後に本人も誤報を認めて謝罪するコメントを書いています。この人は、安倍元首相周辺と近い関係にあったようで、情報の裏付けをきちんとせずに拡散したのだと思われます。

安倍氏の容体が極めて厳しいことは、搬送された様子から誰もがうかがい知れたことでした。しかし、医師が死亡診断をしない限り、その方は存命であり、決して第三者が判断してはいけないことなのです。

大事件や事故では、デマや偽情報が出回りがちですが、元マスコミ記者が流した情報が、まさか偽情報(誤報)だとは誰も考えません。マスコミ報道の信頼を揺るがす行為でもあり、極めて遺憾に思っています!

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