社会を建て直す鍵、”フレキシキュリティー”とは?

”フレキシビリティー”という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
  
・”フレキシビリティー(柔軟性)”
・”セキュリティー(安全性)”
   
これら2つの語句を組み合わせた造語であり、”柔軟かつ安全を保障した雇用政策”を指しています。
  
この”フレキシキュリティー”を満たすには、以下の3つの要素が必要です。
 
(1)柔軟な雇用市場
(2)手厚い失業給付
(3)実践的な職業訓練
   
”人生100年時代”に差し掛かるにあたり、絶対に必要な概念だと思います。 
   
収まりつつはあるものの、まだまだ”定年まで一つの会社に勤め続ける”という価値観が拭い切れない日本。
転職を決意したとしても先がない、保証もない、訓練も受けられない。
コロナ禍ということもあり、その状況はより顕著になっています。 
   
この状態では、”様々な場所で価値を提供し続ける”という”個”としての生き方を真っ当することはできません。
   
  
柔軟な雇用と失業手当、そして充実した就労支援がより求められるでしょう。
   
  

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?