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五十肩の謎



同じ五十代でも五十肩になる方、ならない方がいます。


同じ人でも右は五十肩になるけど、左はならない場合もあります。



この差は何処から?くるのでしょう?



原因は肩に無いんです。




肩は被害者としたら、加害者は・・・



あなたです!


ドーン!!



(喪黒福造って知ってますか?知らない方はぐぐってね)




というのは冗談なのですが、全く嘘ではありません。



例えばスマホで指を使い過ぎた場合に、肘をずっと曲げていると上腕二頭筋(力こぶの筋肉)が縮みます。


そうなると少しずつ肩の関節を前に引っ張ってくるのです。




五十肩の原因は肩関節のズレから起こります。



肩の関節が前にずれてると、肩の筋肉がうまく使われずに痛めてしまうことがあります。



うまく肩の位置を整えることで筋肉を使い過ぎずに生活することが五十肩の予防となります。




また肩を上げる時に骨盤のズレがあると肩の動きが悪くなり、あげる途中で関節に引っかかってしまうということがあります。



これは骨盤の高さが左右で違うために起こってしまいます






○ご自身にできるケア方法(骨盤の整え方)





スクワットを行い骨盤の位置を正しくします。



スクワットを行うと、骨盤の関節である仙腸関節という関節が安定してきます。



結果的に骨盤の高さが調整されます。




やり方は




①肩幅で立ち膝がつま先より前に出ないようにお尻を落として行きます




②この時に息を吐きながら膝を曲げて行き息を吸いながら膝を元に戻していきます




③注意点は拳は握らないことになります(拳を握っていると心臓に負担がかかるため)




速く行わないでゆっくりと行うとより関節の位置が整っていきますので、4秒かけて膝を曲げて4秒かけて戻すような感覚で行ってください。



○肩関節の整え方




様々な方法がありますが、一つは軸圧をかけることで肩の関節は整って行きます



軸圧とは骨と骨を近づけることになります。




骨と骨を近づけると関節は正しい位置に戻っていく作用があります。



肩の場合ですと肩幅に開き肘を伸ばして壁を押すか、四つん這いになりしばらく体重を乗せると軸圧がかかってきます。



やり方は




①壁に向かって肩幅に手を開きます




②肘を伸ばして手のひらを壁につけます




③その際、中指はまっすぐに天井に垂直に向けて下さい




④この姿勢のまま1分から2分



壁を押すというより関節に体重を乗せるという感覚で軸圧をかけていきます



軸圧をかけると関節の中でヒアルロン酸という油が出てきますので、関節の動きも滑らかになりますよ。


豆に肩の位置を戻す事で五十肩を予防する事が出来ますので試してみて下さいね。



○整体で治らない疾患



石灰化沈着と言ってカルシウムが固まり炎症を起こしている事があります。



この場合は整形外科で指示して頂いて下さい。



鑑別方法はレントゲンを撮ります。



石灰化沈着は安静にしていても痛い場合が何週間も続いたり、整体をしていても全然よくならない場合に疑います。




まれに半年くらい長引く石灰化沈着もあり注意が必要です。




石灰化沈着は安静にしていると治ってきますが、注射で石灰を抜いたりする事もありますし、痛み止めを服用する事にもなります。



・まとめると



動かなくても肩の痛みが何週間もあったり、整体してても治らない場合は一度レントゲンを撮る必要がある



それ以外の痛みは関節がズレている場合があり、エクササイズなどで元に戻す必要がありますね。


一人ではなかなか正しい事はできないので、分からない所はご相談下さい。 



本日もブログを読んで頂きまして、本当に有難うございました。


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