自己紹介:川越康平(アスレティックトレーナー)
こんにちは!
トレーナーの川越です。
フリーランスのアスレティックトレーナーとして幅広く活動しています。
今回はnote初投稿ということもあり自己紹介をさせていただきます。全文読んでいただけたら嬉しいですが、全部で4,000文字ほどあるので目次から気になるところをタップしてその部分だけでもぜひご一読ください!
略歴
高校3年生の夏に「ケガでつらい思いをする人を減らしたい」「頑張り方を間違える人を減らしたい」「自分の周りにいる人の健康寿命を延ばしてその人自身やその人の周りの笑顔も増やしたい」と考え、アスレティックトレーナーの資格が取得できる専門学校に入学。
学生時代からトレーナー活動を始め、一般の方々からアスリートまで幅広い方を対象にパーソナルトレーニングを行うほか、チーム指導やアシスタントとして男子バスケットボールU24代表合宿の帯同も行ってきた。
専門学校卒業後は銀座に店舗を持つ株式会社フィジカルラボに正社員として入社し、人間ドックの身体機能バージョンであるフィジカルドックや主に機能改善を目的としたパーソナルトレーニングを店舗で行い、外部では高校サッカー部のチームトレーナー、女性限定のフィットネスクラブが運営するランニングクラブでコーチを担当した。
正社員として2年半働いた頃にコロナ禍となり、今後の働き方を考えた結果、独立することを決意し現在の働き方へと変更。日本で「フィットネス」というと大半の方がダイエットやボディビルなどを思い浮かべるかと思うが、「生活の質を上げるためのフィットネス」「ライフタイルとしてのフィットネス」「メンタルヘルスとしてのフィットネス」といったそれぞれがそれぞれの思う"良い状態"を目指すようなフィットネスを広げていきたい。
モットー
「自分に最適なフィットネスを見つけ、実行し続ける」をテーマに、
人によって異なる「健康」や「良い人生」に対する考えを探りながら運動指導や日常生活で気をつけるべきポイントなどをアドバイスしています。
まずは周囲の目を気にしない自分の思うフィットネス、より良い人生があり、それから自分に最適な運動やライフスタイルを送っていただきたいです。
昨今では運動やダイエット、パフォーマンスアップなどについてありとあらゆる情報が出回っていますが、それが自分に最適でない可能性もあります。
間違った情報に流されない、身体を変えるための本質的な部分などもお伝えしながらサポートさせていただき、僕がいなくても大体のことは自己管理できるといった状態を目指していけたらと考えています。
どんなことをしているか
パーソナルトレーニング
お客様の目的や目標、お身体に対して、その時その時に必要なケアやトレーニングを提供しています。基本的な流れは①硬い部位を緩める②弱い部位を活性化させる③目標に合わせながら全体的にバランス良くトレーニングするといった流れです。場合によってはお客様が過度な疲労状態、痛みを抱えている状態ということもあるのでその時は徒手的なストレッチなどでメンテナンスを多めに行っています。
月1~2回利用の方にはエクササイズプログラムを作成し、通われているジムやご自宅でも行えるようにしています。
セミパーソナル
パーソナルトレーニングをお二人(ご要望によっては3人)で受けていただくイメージです。流れはパーソナルトレーニングと同じです。セミパーソナルのメリットは誰かと一緒だから続けやすい、パーソナルトレーニングより安いからお財布にも優しいといったところだと思います。パーソナルトレーニングより若干質は落ちてしまいますが、普段20~30人の選手を同時にトレーニング指導することもあるので複数人の方を一度に対応するのは慣れていると思っています。
ランニングレッスン
ランニング初心者やフルマラソン完走〜サブ5あたりの方を対象にランニングレッスンを皇居で行っています。今後はジムも利用して走りやすい体づくりも同時に行いながら、ランニングではランニングフォーム、心拍数、ペースなどをチェックしていきたいと考えています。また、複数人同時のグループレッスンも検討中です。過去には皇居、大阪城公園などで20名前後の方にランニングレッスンを行った経験もあり、大きなイベントでは820名ほどの方々に向けてランニング前のウォーミングアップを担当したこともあります。
チーム帯同
高校サッカー部のサポートを2018年からしており、トレーニングルームでのトレーニング指導、グラウンドでのアジリティトレーニングやコーディネーショントレーニングの指導、怪我人の対応をしています。トレーニングルームでのトレーニングはマシンを使ったトレーニングをメインとしており、シーズンごとやスタッフ陣、選手とコミュニケーションをとりながら都度内容を変えています。怪我人の対応は、どのような状態か評価を行い、その後どうしていくかのアドバイスやエクササイズ処方を行っています。
元々野球をやっていたのにサッカー部の対応できるの?といったことを聞かれることがありますが、スキルや戦術を教えるわけではないので問題なく出来ています。サッカー以外にも、テニス、ラクロス、バスケットボール、少林寺拳法、体操など、様々な競技に携わってきています。
専門学校講師
母校の専門学校でアスレティックトレーナーやスポーツアナリストを目指す学生に機能解剖学や運動生理学、動作分析の講義をしています。お客様から教え方が上手いと言っていただけることがあるのですが講師業をしているからかもしれません!笑
講師紹介のページで紹介していただいているので興味ありましたらぜひ見てみてください。
バックグラウンド
苦しんだケガ
小学6年生の頃から高校3年生まで1年に1回はどこかをケガする競技生活を送っていましたが最も辛かったのが高校2年生の時の肩のケガです。野球部でピッチャーだったのですが、ボールを握るだけでも肩が痛み、腕を上げることもできず、日常生活にも支障が出るほどの痛みを抱えました。半年してプレーができるまでに回復しましたが、今の自分が対応したら1ヶ月以内にどうにかできた気がするのと、さらに言えば痛めず済んだのではないかなと思っています。痛みに対してできることは物理療法だけではなく、エクササイズも必要な場合があることを広めていきたいです。
無駄な努力
「とにかく投げ込めば良い」「とにかく走り込めばいい」「誰よりもトレーニングすれば良い」と思い込み、練習がない時間帯は他の部活(柔道部)に野球部の僕が1人で混ざってトレーニングすることもありました。今思えば科学的根拠のないただやり込むだけのことを多くしていたと思います。(野球部の指導者や柔道部とのトレーニングが悪いと言ってるわけではありません。自分で自主的に追加した部分でのトレーニングです。)ただこれらは上達にはほぼ繋がらず、達成感しか手に入りません。結果が出なかったわけではないですが、無駄が9割といった感じです。このことは健康やダイエット目的の方にも起きる可能性があります。ただ闇雲にやるのではなく、根拠のあることを実践しましょう!ということも届けていきたいです…!
高校生の頃に読んだ本
高校3年生の時にトレーナーになることを決めたのですが、そう決めた影響の一つに一冊の本があります。何の本か紹介したいのですが何の本か忘れてしまいました…。思い出したら編集して記載します。そこに記載されていたのは寿命の話なのですが、寿命自体は延びているものの、健康でいられる寿命(自立した生活が送れる寿命)の期間自体は何年も変わっていないという内容でした。この部分を読んだ際に、両親が頭に思い浮かんだのを覚えています。生きているのに寝たきりの姿(未来)を思い浮かべたらつらくなりました。少しでも健康でいて欲しいし、自分も健康でいたいし、国全体の健康寿命が延びたらめちゃめちゃ良くね?と高校生の頃に思ったのが「健康(フィットネス)」への想いの始まりです。
健康格差社会
2023年に「健康格差社会」という本を読み、健康に対する考えが変わりました。
薄々感じてはいましたが運動だけでは健康になることは難しいとこちらの本を読みさらに思い、運動以外でのアプローチ方法を考え、半年間ではありますがトレーナーの仕事を減らしてカフェで働いたことがあります。なんでカフェ?と思いますよね(笑)。これについて話すと文章がとても増えるのでここでは控えさせていただきますが、人と人がつながる環境も運動を通じて作れたらと考えています。
今後について
学生や社会人向けに
アスレティックトレーナーを目指す際に一番思っていたことは「高校生の頃の自分を助けられる人」になりたいという思いです。あの頃の自分に、今の自分が必要でした。そしてこれは今アスレティックトレーナーに出会えていない学生や社会人にも同じことが言えると考えています。現在高校サッカー部の選手たち、大体毎年120名前後の高校生のサポートが出来ていますが、より多くの学生や社会人アスリートのサポートができるような活動をしていきたいと考えています。
フィットネスについて
モットーの際に述べたように、「自分に最適なフィットネスを見つけ、実行し続ける」をテーマに指導、活動していきます。まずは代々木や代々木周辺、高円寺のレンタルジムを中心に活動し、後々は自分のジムを持つことを考えています。パーソナルトレーニングやセミパーソナルを行いながら、健康に関わるセミナーの開催、コミュニティーを作っていくことを検討中です。「運動」と「人とのつながり」が続く環境を整えていきます。一人ではできないことなのでお力添えください…!
以上で自己紹介を終わりにします。
他に何か聞きたいことがある方はコーヒーかお酒を飲みながら、またはランニングをしながら話しましょう!
どうぞよろしくお願いいたします。
川越 康平