生理期間は、自然に全身浄化ができる、ありがたくて大切な期間

月経は、
女性にとってとても大切な
全身浄化の期間です。

とはいえ、
PMSや生理痛、生理不順、月経過多など
生理の悩みを抱えている人も少なくありません。

アーユルヴェーダで月経を表すと

●卵胞期：カパ
カパは「結合」のエネルギー
この時期に卵を作っていきます。

●排卵期：カパ⇒ピッタ
女性ホルモンであるエストロゲンの分泌も
ピークになり、肌の調子なども良い時期。

●黄体期：ピッタ
体温も上がり、にきびなどの吹き出物がでやすい。
食欲もあがり、イライラなども起こりやすくなります。

●月経期：ヴァータ
体温が低下、そわそわした感じや気持ちの不安定さ、
不安感なども出てくる。
腹部の痛みや疲れやすいなどの
体力の低下などの症状もでてくる。

生理は
体内に溜まった汚れた血液を、
毎月１回排泄させている素晴らしい排出法ですから、
とても大切にしたい期間。

とはいえ、
月経はヴァータの働きで起こるものですから、

心身ともに不安定になりやすく
バランスを取ることが難しいのも事実。

不規則な生活をしていたり、
身体が冷えていたりすると
ヴァータが乱れやすく、
PMSがひどくなったり、
生理痛が起きたり、生理不順が起きます。

生理中は特に

・規則正しい生活
（7時間以上の睡眠）
・忙しくし過ぎない
（予定を詰めすぎない、残業はしない、家事はてを抜く）
・消化に良いものを食べる
（脂っこくないもの、甘すぎないもの）
・温かいものを食べる
（野菜スープや豆スープなど）
・スパイスを取り入れる
・身体を冷やさない
（入浴時、髪を洗わない）

などを気を付けて生活してみてください。

今年度も
残り1週間になりました。

年度の変わり目、
環境の変化がある人も少なくないと思います。

変化が多い時には、
ヴァータが乱れやすく、
身体も心も疲れやすくなりますので、

環境の変化のある方は特に
いつも以上に
しっかり休息を取るようにしてください。

また何かと、
外側に意識がひっぱられる時ですが、

周りで起きていることは
「現象」のひとつ、
そこに執着しないことですね、

外側への執着は必ず苦しみに繋がります。

逆に
自分の身体や心に意識を集中させることで、
私たちは安らぎや、
安心を得ることができます。

アーユルヴェーダやヨガ、瞑想の習慣は
そんなことを
日々、体感覚で思い出させてくれますから
どうぞできるところから少しづつ。

明日もどうぞ素敵な1日を！

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