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どこか遠くを探しにいかなくても、グル(師匠)は目の前にいる、という話

グル(師匠)とは
光と闇という意味。

「光の中に闇を見させてくれる存在」
ということ。

私たちのいるこの世界は「闇」であって、
その中で「光」を見せてくれる存在が
グルになります。

グルは、ただ単に、
「先生」や「師匠」という意味ではなく
自分の人生に光をもたらしてくれる存在ですから、
なかなか出会うことが難しい存在でもあります。


インドの聖典では
「私たちが学ぶ準備ができた時に、グルが現れる」
という言葉があるくらいです。


とはいえ、
グルというのは必ずしも人間の形を
しているわけではありません。


本であったり、
動物や自然であることもあります。


何より
私たちにとって一番身近なグルは
この私たちの住む

「社会」「世間」「目の前の人」になります。


では、グルである
「社会」や「世間」「目の前の人」から
私たちは何を学ぶのでしょうか。


それは、
「理不尽なことを受け入れる」こと
だそうです。


世の理不尽さを知り、
受け入れる修行をする場が
この社会や世間、ということ。


確かに
私たちの社会は理不尽なことだらけです

不正があったり、戦争があったり、
事故が起きたり、いじめがあったり、
本当に理不尽なことばかりです。


この理不尽さを
受け入れられる自分になりなさい、というのが
グル(社会や世間)の教えになります。


では、そもそも
なぜ私たちは
そんな理不尽さを受け入れなくてはならないのか。


それは自分で決めてきたから。

生まれる前に

「自分が誰であるかを思い出すために」
「自分が愛を与えられる人になるために」

忍耐力と愛を身に着けるために、
生まれる前に自分で決めて、

この肉体に魂や意識を宿らせて、
この社会に降りてきているそうです。


自分が望んで、
自分の計画通りのこの理不尽な社会に
生まれてきた、ということですね。


親や会社の上司、
パートナーや子ども、などなど

自分に理不尽なことをいう人や
押し付けてくる人は、

生まれる前に自分で
「私が誰かを思い出すために、
私が愛ある人になるために、
理不尽なことをしてね」
と自分で相手に頼んできているそうです(笑)


実際には、
理不尽な目にあうと、
愚痴や文句、不平、不満が
出てきてしまうものですが(笑)

でも、
それは自分で決めてきたことだと思えば、
どれだけ大きな理不尽な目にあっても、

自分にはそれを
ちゃんと乗り越えられる力がある、
ということも分かると思います。


グルはどこか遠くを探しに行かなくても
実は一番身近にいて、
いつも私たちを鍛えてくれています。


そして理不尽さを受け入れる強さ、は

日々の丁寧な生活
丹田を意識した呼吸、
心をニュートラルにする瞑想

で、十分に養うことができると思います。


今日は
グルは目の前にいる、というお話でした、

そう思って周りを見渡すと、
自分を鍛えてくれる人、
本当にたくさんいますね(笑)


明日もどうぞ穏やかで素敵な1日をお過ごしください。

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