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「私は幸せにならなければならない」 という思い込みが、自分を一番苦しめているかもしれない

人生の最終目的地を

「モークシャ」といったり、
「解脱」といったり
「自由」といったり

表現方法は様々ですが、

自分自身の囚われから自由になること、
ということになると思います。


これは何かから逃げるとか、
何かを捨てるとか、

部屋に籠って社会から離れるとか、
山に籠るとか、
そういうことではなく、

囚われないない世界、
思い込みのない世界、

つまりは
「今、この瞬間」を生きること、
ということに繋がると思います。


ですから最終目的地に到達するには、
特別な何かをしなければならないわけではなく、

「今、この瞬間に到達できる」

ということになります。



私たちは「幸せ」を求めて毎日生きています。

幸せになるために仕事をして
幸せになるために結婚をして
幸せになるために子育てをして、
幸せになるために遊んで
幸せになるために神様にお祈りをして、、、

全部自分が幸せを感じたいために
何かをしています(笑)


こうして、
私たちは生まれてきた以上、
「幸せを感じなければいけない」という
思い込みがありますが、

それに囚われているうちは
ずっと
幸せにはなれない、
というループにはまっています。


「幸せになるために」という前提があるということは
同時に
「今は幸せではない」と
自分に言いきかせていることになるからです。


だから、幸せを求めることは、
海水を飲むことと同じで、

求めれば求めるほど、
飲めば飲むほど、

もっと、
喉が渇いて欲しくなって
そのループから抜け出せなくなります。


このループにはまると、
幸せが欲しい、
もっと幸せが欲しい、
あの人の方が幸せそう、と
比較の世界にはいっていきます。


そのループにはまっていることに気づいて、
そのループからはずれて生きていくことを

モークシャ、解脱、自由、、

なんて言葉で表現するのかな、と思います。


人生を
何か壮大な物語、と
してとらえるのではなく、
いまこの瞬間に目の前のことだけに心を向けていくことで、

幸せも不幸せもなくなり、
そこには安心と穏やかさがあります。


もちろん、
これは誰もが
心のどこかで分かっていることですが、

なかなか実践できないのが
私たちです。


どうしたら実践できるのか、

それは今までそれを叶えてきた人たちを見ると
共通点があるように思います。



たとえば、

大病や大事故、大失敗や身近な人の死、
人間関係や金銭問題などで
死にそうになったり、
絶望感を味わったり、

もういいや、
もう無理だわ、と

人生に降参した時、
諦めた時、力を抜いた時、

私たちは、
このモークシャへの唯一の道に
気づくようにできているのだと思います。


とはいえ、お先真っ暗、
そんな希望も何もなくなるような経験
したくはないですが(笑)


でも、その経験をすることで、
私たちが行きつきたい境地にいけると思えば、

きっとそれさえも、
良い経験、必要な経験だったと
肯定して受け入れていくこともできるようになります。


そもそも
「生まれてきたからには
幸せにならなければならない」
という思い込みが、

実は自分を一番苦しめていることに気づくと
ちょっと楽になりますから、

そんな思い込みがないか、
一度、自分にたずねてみてください。


そして
そう思っている自分がいたなら
「それって本当?」と
自分に尋ねてみてください。

アーユルヴェーダやヨガ、瞑想の習慣は
私たちを健康で幸せに導いてくれますが、
同時に大きな気づきをたくさん与えてくれます。

できるところからはじめてみませんか?

どうぞ素敵な週末を♪


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