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不安、怒り、悲しみ、孤独にも「ただ見る」をやってみる

先日の瞑想サンガで
「今年の自分のテーマを1文字で表すと」の中で
ある方があげられていた文字

    「見」

に、ついて今日、試してみました。


「見る」は「見る」でも
ただ「見る」

自分から見ようとする、
よく見て考察する

「観察」の「観る」ではなく

ただ「見る」の「見る」です。


私たちは何かを「見よう」とすると

「これは良い」
「これは綺麗」
「これは悪い」
「これは酷い」

などと自分の判断や思考を持ってきますが、
思考や判断は
すべて自分の過去の経験から来ているものになります。


観察する「観る」は能動的ですが、
ただ「見る」は受動的です。


観察するは「行為」ですが、
ただ見るは「非行為」ですね。


見ているのではなく、
見えている、
そんな感覚です。


そんな感覚で
ただ「見る」ことによって

何かを見たり、聞いた時に

判断したり、批判したり、意見する
「私」はなくなり、
同時に
「私=思考=過去」もなくなります。


これらが瞑想の状態であって、
この状態の時、
私たちは
静かで温かく、安心でリラックスの中に
いることができます。


今、これを書きながら、
半年くらい前の瞑想サンガで、
そういえば
Yoshieさんが似たような話をしていた気がするなぁ、
と思い出しました(笑)


私たちは長年の経験の中で、
何かを見たり、聞いたりした時

すぐに
これはあれだ、それはこれだ、
ああではない、こうでもない、と
思考して、判断する癖がつてしまっているので、

「ただ見る」という非行為は
最初は難しいかもしれません。


私も、
意識をしないと、
すぐに自分の「思考や判断(過去)」に
どっぷりはまってしまいますから。


最初は
10秒でも1分でも良いです、
「ただ見る」をやってみてください。

そうすると、
本当は、いつも自分の中には
穏やかで静かな時間が流れていることに気づきます。


これを読み終わった方は、
少し画面から目を逸らせて、

少し遠くにある何か、
窓の外でも、
壁に飾ってある絵でも、花でも
遠くを走る電車でも、

なんでも良いので
「ただ見る」をしてみてください。


そこに判断を入れない、
批判しない、意見を入れない、
思考を入れない、

「ただ見る」です。


これを何度か繰り返していると、
自分の外側で起きていることは、
ただ起きているだけ、で

そこに意味付けしているのは
単なる「自分の思考(過去の経験)」だけだった、
ということが
「体感」として理解できます。


それが「体感」で理解できると、
「私とはだれか」も同時に
身体の感覚で分かってきます。


また他にも、
イライラている時、
​誰かに怒りたい時、
悲しい時、寂しい時、不安な時も
この「ただ見る」をやってみてください。

さっきまであんなに感情の渦の中にいたのに、
思考から離れることで
こんなに落ち着くものか、と思うと思います♪


是非、試してみてください♪

明日もどうぞ穏やかで素敵な1日を。

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