昭和のヒーローvs令和生まれの息子
少し前、2歳の息子とドラッグストアに行きました。
おつとめ品コーナーの前を通ったら、在庫処分でウルトラマンの人形がたくさんありました。
そこはかなり大きい店舗でいろんな商品を扱っており、幼児向けのおもちゃコーナーもあるのです。
(息子に「買って」と言われるのが怖いので、あまり有難くはない)
私は小さい頃、ウルトラマンや戦隊ヒーローが好きだったので、「息子にもウルトラマンを買ってあげようかな」と思いました。
値下げ後の価格も、「これなら衝動買いしてもいいや」と思える感じでした。
私はウルトラマンと、ゴジラみたいな怪獣(←名前が分からない)そしてブースカの人形を手に取り、息子に「つよちゃん、どれか欲しいのある?」と聞きました。
すると息子の返事は
「いらない」
でした。
私は断られると思わなかったので、びっくりしてしまいました。
ウルトラマンはシルバーを基調とした色合い、ゴジラみたいなやつは全体的に茶色いので、息子にとって地味なのは確かです。
でも、おもちゃを買ってもらえると言われたのに断るなんて…と、私は思いました。
あと、自分が昔好きだったものを息子にも受け入れて欲しいという気持ちもあったので、「ほんとに?ほんとにいらない?」と何度も聞いてしまいました。
しかし息子は、かろうじて明るい色のブースカにもなびくことはなく、「いらないの」と頑なに拒みました。
私は「そうかよ…いらないのかよ」と打ちひしがれ、手に持っていたウルトラマンたちをワゴンに戻しました。
私は息子にウルトラマンを受け入れてもらえなかったことが、結構ショックでした。
昭和のヒーローが、令和生まれの息子にウケないなんて。
やっぱり違う時代の人間なんだな…と思いました。
ただ、息子はまだ日曜のテレ朝(仮面ライダー、戦隊モノ)に興味を示しません。
だからもし、そういうのを観るようになったらウルトラマンにも興味を示すのかもしれません。
余談ですが、息子はプリキュアには恐ろしいくらい無反応でした(笑)
目も耳も、全くテレビに傾ける様子がありませんでした。
アニメだったら何でもチラ見くらいはすると思ったので、意外でした。
息子は、食べ物に関しては「何でも欲しい!」という感じですが、それ以外のものは"いる・いらない"が割とはっきりしています。
先日は、私のおばが妖怪ウォッチの手袋(自分の孫に買ったけど使わなかったやつ??)を息子にくれたのですが、本人は「いらない」の一点張りでした。
私は子どもの頃、「いらない」と言うことができなかったので、感心します。
私の場合、断ったら申し訳ないとか、怒られるのではないか、などと子どもながらに思ってました。
まぁ、物心がついてからの話なので、息子くらいの月齢の時はどうだったかわからないし、息子がこの先も同じように行くとは限らないのですが…
でも、「いらない」とか「嫌だ」などというマイナスな意思表示は、できるようでいて欲しいです。
現在、母親の私は息子のイヤイヤに耐えかねてキレてしまうことが多いですが、息子が今後生きて行く上で必要な力は潰さないようにしなければと思います。
…非常に難しいですけど!!!(泣)
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