ケアアシスタントになってふた月経過

初日は、ラインマネージャーから病院内の様々な部署を案内して頂きました。古い建物は建て増しに次ぐ建て増しで迷路のような構造になっており、おまけに表示もされていない小部屋があちこちにあって、最初の頃は迷うことばかり。

病棟二か所でそれぞれの先輩から一日の仕事の流れを本当にざっくりと見せてもらいました。病棟での仕事は、食事配膳と寝床準備、備品や機器衛生などの管理を中心に看護士さん方のアシスタントを務める事だと理解。

一週目最後には、手術室での見習いをマネージャーから提案されましたが、さすがにここは初心者の私には超難関。様々な専門の方々が裏側の小部屋で手術の準備をし、手術室で医者の手助けをする本番を見て、手術室がなぜシアターと呼ばれるのかわかるような気もしました。色々なプロの裏方が真剣勝負である手術を支えている緊張感が伝わってきました。

第二週目、糖尿病 & 内分泌内科 のお手伝いをする事になり、先輩スタッフと一緒にクリニックで働きました。非常事態宣言中なので、ここで感染者を出さないよう備品や機器の衛生管理に集中する毎日。

第三週目、腎臓内科&泌尿器科病棟に戻り、ある女の子の付き添いを一日体験した翌日、いきなり一人で病棟内の配膳を任される事に。「トーストを作って」と指示されても、その食パンがなくなっちゃってどうやって調達したら良いの？みたいな慣れない状況であたふたしました。大晦日は哺乳用フォーミュラ部で哺乳瓶の準備をしてました。

病棟での12時間シフト勤務を体験して体力的に限界がきた私は、ラインマネージャーに相談したところ、今は放射線課クリニックのアシスタントをする事に落ち着きました。

今日はバレンタインデー。聖バレンタインに由来する記念日だそうですが、日本ではチョコが贈られるのが楽しみな日ですね。こちらでは、バラを中心に色々なお花が店頭に並ぶのでそのアレンジメントを見るのが嬉しい一日です。