75

ひとに読ませる文章とはなんだろう。日々をおもしろがりながら暮らしたいひとの、うろんしか…

75

ひとに読ませる文章とはなんだろう。日々をおもしろがりながら暮らしたいひとの、うろんしかない雑感集です。

最近の記事

ミュージカル『カム・フロム・アウェイ』と宗教観の話

だいぶ空いてしまったけど『カム・フロム・アウェイ』の話をします。 タイトルに宗教観と入れたのは、この間友だちと呑んでいて、日本という国の立地とそれにまつわるちょっとしたあれこれで盛り上がって、あー、あのミュージカル観たときに考えたことと繋がってるかもしれないなあと思ったからで、メインではないです。 酒の席でなんの話してんだ。酔っ払うと真面目な話をすることに定評がある。理屈っぽくてつまんない酔い方だな!ウザかったら言ってね友だち各位。 さて本題。 『カム・フロム・アウェイ』は

    • 『イザボー』を観たけどnot for meだった話

      ミュージカル『イザボー』観てきました。タイトル通りなんだけど、『not for me』だなあ……と思った話をします。 商業作品である以上すべてのひとに刺さる作品なんて不可能なのは当たり前として、いままでにも「うーん、あんまり合わなかったな」という作品もいくつもあります。なので、この作品だけがイヤッ!という話ではない。 一回全部消えて書き直してるので、だいぶ簡略化してるけど許してね。 末満さん演出の作品は、映像では観たことあるけど舞台では初見。固定ファンも多い作家さんだし、映

      • 『ベートーヴェン』徒然

        ありがたいことにチケットを譲っていただけたので、 『ベートーヴェン』東京、福岡と観に行きました。 帰りの飛行機でこれを書いています。 夜の空港の青いランプが好きなんだよね。暗転した舞台に浮かび上がるバミリテープみたいで。東京、日生劇場の2階席だったんだけど、舞台全体を上から観るの大好きだから嬉しかった。日生劇場、なんならいちばん好きな劇場説あるな。 主演は井上芳雄さんと花總まりさん。 制作はクンツェ&リーヴァイ。といえばミュージカルオタクとしては外せない公演だし、東宝さんの

        • 『ラグタイム』雑感とあれこれ

          『ラグタイム』を観たんです。その雑感を書きはじめたんだけど、思いのほかとっ散らかった。これはこれで今の自分の気持ちに沿っているのでそのまま置いておこうと思う。 とりあえず世迷言だけ吐いておくと、 東啓介くん、推せるわぁ………………。 そもそも東くんを観に行ったんだラグタイムは。FCに入ってるわけでもないし昔から彼を応援しているわけではないのでマジの世迷言として流してほしいんですけど、神よ東くんに歌を与えてくれて、彼を見出してくれてありがとうマジで。上手いからって必ずしも

        ミュージカル『カム・フロム・アウェイ』と宗教観の話

          ミュージカル『ムーラン・ルージュ』雑感

          これはわたしのための備忘録である。 元々ミュージカルの観劇後の感想をしたためたノート(物理)が存在するんだけどその日食べたごはんとか遠征先でのあれこれとかあまりにも私生活により過ぎていて人には見せられないので、少しだけよそゆきではあります。 🤔特に必須ではないが軽くわたしのこと マメにミュージカルをみるようになったのはここ5年くらい。もともと小劇場が好き。好きなジャンルはバクステ、タップダンス、コメディ寄り。歌がうまいと許しがち。 8/18マチネ公演、 望海、甲斐、松村、

          ミュージカル『ムーラン・ルージュ』雑感

          実写版リトルマーメイド雑感

          まず最初に言っておくとわたしは吹替で観ました。 なぜかと言うとこの映画において期待できる!と思った要素が海宝直人さんだけだったから。いつ使うんだよ海宝直人を〜ッ!!てずっとモヤモヤしてたし、かといってアラジンに使われていたら怒り狂っていたと思う。 そんなわけでエリックのためだけに吹替で観ました。 けしてわたしがパークでエリックの夢女やってるからじゃないんだからね! 箇条書き ◎よかった! ・海宝直人ォ〜〜〜ッ!!!!!!! ・エリックに自我がある(後述します)

          実写版リトルマーメイド雑感