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日常 #1

少しでも記憶に残る休日を過ごしたいという意図と、自分が考えた些細なことを書くことへのハードルを下げたいという意図から、休日の日記をたまに書いてみたいと思います。


2024/5/19


午前中は美容院へ

朝8時半ごろ、頭痛を感じながら起きました。低気圧でしょうか。
頭痛だけではなく、昨晩友達との夕飯でたくさん食べた麻辣の火鍋がお腹に効いているようで、結構な腹痛を感じてトイレに駆け込みます。(カバー写真は、火鍋屋さんに向かう道中の万世橋というところで夕暮れが綺麗だったので、撮りました。)

朝10時から美容院の予定が入っていたので、腹痛に耐えながら身支度をします。この時間に予約を入れたことをちょっと後悔もしましたが、朝一から他人が関係する予定を入れることで、私は休日の気合いが入ります。少し堅い言葉ですが、こうした他律性に頼ることはとても大事だと思っています。

1ヶ月半ぶりの散髪だったので、髪も相当もっさりしていましたが、夏仕様にスッキリしました。髪を切ると、やる気も上がってくる感覚があります。

ダウンタイム

家にいるとダレるので、外で作業しようとパソコンも持参していましたが、あまりに腹痛がひどかったので落ち着かず、いったん帰宅を決意します。平日の疲れが溜まっていたのか、遅めの朝ごはんを食べるとすっかり眠くなってしまい、寝落ちしてしまいます。

気がつくと、もう14時ごろ。強い気だるさを感じながら起きます。お昼ご飯にはパスタを作るのが好きなのですが、全くお腹が空いていなかったのと、料理を作る気力が湧いてこなかったので、カップラーメンを食べることに。このカップラーメンはGW中の旅行先でホテルで食べようと購入したまま、結局食べずに持ち帰ってきたものでした。カップラーメンは本当に数年ぶりでしたが、美味しいですね。塩分が効いています。

食べ終わると、スマホを触り始めます。家事や仕事関係のこと、習い事(ピアノ)の練習など、やることは山積しているのに、体のだるさもあって気が乗ってきません。このままだと「休日に敗北する」という危機感を覚えながら時間だけが過ぎ去っていきます。社会人になった今、休日はとても貴重です。

スマホを触ると、もっぱら情報収集用に使っていて誰とも繋がっていないX(Twitter)の「おすすめフィード」で、大学時代の知り合いがふとフィードにあらわれることがあります。博士課程で研究をしていたり、あるいは芸術方面で活躍していたりと様々な方がいます。休日も論文の内容をまとめてメディアで発信するなど、精力的に活動している人々との「距離」を感じて、休日に1人で自分は何をしているんだろう…という思いが頭をよぎります(甘え、と言われてしまいそうですが、自分の気分が落ちていて思うように体を動かせない時は、そう感じてしまうのです)。

もちろん、自分なりにできる努力はしているつもりで、当日記の一つのテーマも「休日に、楽な方向に自分を流さないこと」です。外の世界への好奇心を持ち続けたいと思っています。

そして再び外出

時間は16時ごろ。外は雨が降りそうでしたが、このまま休日が終わることに危機感を覚え、再び外に出ることを決意します。帰宅した11時〜16時は、スマホを漫然といじっていたか、昼寝をしていたダウンタイムでした。5時間、ほんとにもったいないですね。こういう空白の時間も、平日の疲れを取るために必要な時間だったのだと思うようにして、あまり自己否定をし過ぎないようには気をつけています。

まず、気合を入れるためシャワーを浴びました。低気圧のせいか頭痛も残っていたので、貴重な残りの時間を快適に過ごしたいと思ってロキソニンを飲みます。頭痛などの身体的苦痛は気分が落ちる一つの要因だからです。

しばらく蓄積していた欲しいものリストの一部を消化して気分をあげようと、街に出ます。消費を通じた典型的な快楽です。買いたかったものは何かというと、冷蔵庫に貼れるタイプのホワイトボードでした。買い物リストとか、ゴミ捨てスケジュールとかを書きたいなと思っていました。メモする場所はもっぱら電子端末(iphoneとかMac)なのですが、やはり注意が逸れるリスクが高いのでアナログの良さを見直し始めてます。

電車移動

最寄駅にも買い物場所はあるのですが、休日なのでもっと楽しさをブーストしたいと思い、ちょっと遠くへ。移動中、今日の11時-16時の時間の漫然とした過ごし方をどうにかできなかったのか考え、前からフリープランで使っていたOne Secというアプリの有料版を試してみることに。このアプリは、自身が指定したアプリ(SNSとか)を開く前に「深呼吸の時間」を取ることを強制し、SNSの開き過ぎなどを防げるアプリです。きちんとコミットメントするという意志を固めるために、課金をして予防設定を整えました。

シェアラウンジへ

外に出て一通り探しましたが、良いものが見つからなかったので一旦落ち着いて作業がしたいと思い、Tsutayaのシェアラウンジを1時間だけ予約して、集中作業へ。ここで明日からの平日5日間をどうサバイブするか戦略を立てます。あとは、8月に行きたいと思っている旅行のプランニングをしました。自分を守るため、未来には常に小さなご褒美を置いておきます。

普段、シェアラウンジは5-Dayの割引チケットで1日利用することが多いのですが、1時間利用も良いですね。お腹が空いていたので、その1時間でぎゅっと凝縮して色んなドリンクとお菓子を楽しめました。タスクもちょっと消化でき、頭の中の心配事を処理できて、ようやく充実感が湧いてきました。

本屋さんへ立ち寄って

いつも通り、本屋さんに立ち寄ります。色んな本を読んできましたが、最近は実践的な内容に興味があります。noteの過去記事を見るとお分かりいただけるのですが、大学院時代はもっぱら人文系の、特に哲学系に興味がありました。

大学院時代はちょっとシニカル(今振り返ると、これは「競争社会」への疲れや怒りが反映されたものでした)だったというか、社会のノリみたいなものに対する抵抗のようなものがあり、ビジネス書系を毛嫌いしていたところがあったのですが、最近は結構読んでいます。もともと、中学・高校生のときから背伸びしてビジネス書に手を出していた、いわゆる「意識高い系」?だったのですが、その頃に読んでいた本が未だ書店に並んでいるのを見て不思議な心地になることも。

今日は、2冊購入しました。空間系と括ったら良いでしょうか。

1冊目は前から気になっていて、消費者としてカフェを利用することは多々あるものの、カフェ空間の生産者がどういうことを考えているかについて興味がありました。2冊目は、在宅勤務が仕事柄多いこともあり、自室をそろそろ模様替えしたいなと思っていたので、自分の気分をブーストできるレイアウトを作る上でヒントを得たいなと思っています。

そして、note執筆

家に帰るとダレるのが恐怖です。再び最寄駅のカフェに立ち寄ります。今日はnoteを書き切るまで家には帰らないと決意し、パソコンを取り出してこの日記を書きました。こんなどうしようもない日記ですが、書くのに1時間〜1時間半かかります。でも、書けてよかったです。記憶に残る1日を過ごせたと思っています。常に自分の弱い意志と戦っています。明日からも、また頑張りたいと思います。


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