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せっかくの努力を無駄にしないためには?

「こんなに頑張ってるのに...」

「どうすればいいんだろう...」

思ったような成果が出せてない人も人一倍しているものです。それでも、成果がなかなか出ない。なぜでしょう?それは、インプット重視の努力をしているからでしょう。つまり、本を読む...勉強する...スクールに通う...インプットばかりしている可能性があります。

ラーニング・ピラミッドとは?

人が何かを学ぶ場合、どれだけ記憶に残りやすいのか、どれだけ定着するのかを方法別に調べた学習定着率のことです。

効果が低い方から順に、「講義を受ける 5%」「本を読む 10%」「視聴覚教材を使う 20%」「実演・実験 30%」「グループ討論 50%」「体験型学習 75%」「人に教える 90%」。この図より、いちばん学びの効果が高いのが「人に教える」ということだと分かります。つまり、「教えること」は、自己成長に最も効果のあるアウトプットなのです。

教えることが記憶力をアップさせる

【ロンドン大学の暗記実験】
“グループA”には、「これが終わったあとにテストをしますので、暗記をしてください」と言います。“グループB”には「これが終わったあとに他の人に教えてもらいますので、ちゃんと記憶してください」と言います。同じ時間をかけて暗記してもらい、両グループに同じテストをしました。その結果、“グループB”の方が高い得点を取ったのです。つまり、人に教えることを前提に勉強すると、記憶力がアップして学びの効果が上がるということです。

なぜ、教えることは効果的なのか?

人に教えるためには、まず、自分がしっかりと理解していないと、教えることはできません。ですので、教えることを前提にすると、しっかり理解しようとするのです。そして、教えることで、自分の理解度や不十分な点が明確に見えてくるのです。不十分な点が見えたら、それを補うためにしっかりと勉強して、理解することに努めるでしょう。つまり、「教えること」が効果的なのは、アウトプットであり、フィードバックを得ることでもあり、さらにインプットすることでもあるからです。

結論

誰もが何かしらの結果を得るために努力をしています。しかしながら、同じ努力でも方法が異なれば、結果が異なるのです。せっかくの努力を無駄にするのはもったいない。努力は努力でも、「どんな努力を採用するのか?」で、結果に大きな差が生じます。ですから、努力するなら高い効果のある「人に教えること」を採用して、どんどん成果を手に入れていきたいものです。

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