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#417 本とか、絵本とか、本から考えたこととか

2023.8.27.
深夜1:45からアジア選手権男子バレーの決勝があるということで、テレビの前で待機。ソファに寝そべりながらがよくなかったのだろうが、ほぼ寝ていた。見よ、これが睡眠観戦である。

勝ったことは分かったのだが、いつ始まっていつ終わったかも見逃すほどの素晴らしい睡眠観戦っぷりだった。13:00から再放送があるらしい。見なければ!

13:00に試合を見ることを前提に、せねばならないことを午前中に片付けることにした。いざ、東京駅OAZO内の丸善へ!


★児童書 「なんでもただ会社」

本屋に行く一番の目的はこの本。以前の記事にも書いたのだが、「連続小説」という毎日の読み聞かせでの鉄板本である。元から持っていたものは、退職するときに後輩にあげてしまった…。

昨日は地元の本屋で探したものの見当たらず、東京駅の丸善ならない本などないだろうと思って行ったのだが、なんと、在庫なし。ここまで来た意味!

困って、他の読み聞かせ鉄板本を聞こうと同期に電話をするも出ず。そう、彼はいつも困ったタイミングの電話に出てくれない。

苦し紛れにAmazonのサイトを確認。いや、必要なの明日だからもう遅いかな…。発見。今注文すると、本日20〜24時の間に届くらしい。本当かいな…!ないものと思って準備をすることにして、とりあえず注文。

おお、丸善まで来たのにスマホ上でなんだか解決してしまった…。(ちなみに15時半時点でまだ発送メールが来ていない。)


★育児本 「子育てブレスト」佐藤ねじ

少し前にどなたかの記事でこの本のことを読んだ気がするのだが…「どんな本だか気になる!本屋で見つけたら見てみよう」と思っていたのだ。

以前、「学校では教えてくれない…だと?」という記事の中で最後に紹介した、佐藤ねじさんの「小1起業家」というアイデア。お家の中で小1の子が900円の借金をしてコーヒーショップを始めるという話である。

佐藤ねじさんは企画などのプランナーで、その奥さんの佐藤蕗さんは手作りおもちゃ作家。子育てをする中で考えたアイデアや作ったものが面白すぎて…子育てしないのに買ってしまった。笑。

本については、佐藤ねじさんがご自身で紹介をしている記事があった。

この記事の最後の方にもあるのだが、本のレイアウトが超可愛い〜!イヤイヤ期の子供が文章を邪魔して、本文にかぶっていたり文字をぐちゃぐちゃにしていたり。本からはみ出るほど泣いていたり、ページの隙間にいたずらしたり。
こういう遊び心がレイアウトにあるのいいなー!と、自分の本作りに刺激がもらえる。(と言いつつ、自分の方はレイアウト初校出てきちゃってて、今から変えられるのか…?でも、できることはしてみたい!という気持ちにさせてくれる。)


★いつも心をくすぐられるグッズショップ「EHONS」

OAZOの丸善でいつも心踊らされるのが、グッズショップの「EHONS」である。

さあ、今回はどんなものが?

間を開けて来ると新しいグッズが並んでいるのでテンションが上がってしまう。そして、私がこのお店で好きなのは「ゲナポッポ」のグッズがあるところー!私の大好きな絵本。

なにー!ゲナポッポの3種ポーチだと?可愛すぎる!!!
欲しいけど…キリがないので、用途がはっきりしないものは買わないこととした。無念。

ポップアップゾーンにはコウペンちゃんいたぞー!コウペンちゃんってどこから出てきたキャラクターなんだろう?可愛いけどなぜかこの子はそこまで刺さっていない。笑

今回のテンション爆上がりグッズはこちら↑
わかったさんの判子だと???可愛い!可愛すぎる!

そして、何の本からきたのか全く分からなかったけれど妙に惹かれたのがこちら↑。みゃー先生的にはぴったりかなどと思ったが、「にゃあ」だったので買うのをやめておいた。

いやー、今回もいい仕事してるなEHONS。


★そういえば今年の絵本原画展は…?

ゲナポッポグッズを見ながら、そういえばここ2年は夏休み中に、板橋区立美術館の「ボローニャ国際絵本原画展」に行っていたなと思い出す。ゲナポッポとの出会いは、この展覧会のグッズ売り場だった。

板橋での開催は夏の途中までだったように思い、その場で速攻調べる。

はい、8月13日まで!終わってるううう〜!

やってしまった。この後、兵庫と石川か…遠征できたらしてみようかな。


★絵本「としょかんライオン」

家に置く姪っ子甥っ子用の絵本を何か1冊買っていこうと物色。絵本、ありすぎて、そしてどれも絵が可愛すぎて、全然選べない!!!
目立つ棚に置かれていた、名作らしき「としょかんライオン」を手に取って読んでみた。絵がステキ。内容もステキ。なんかちょっと泣ける。これにしよう!

と、訳わからなくなってエイヤーと買った絵本だが、調べてみたら、めちゃくちゃ教科書採用されているお話だった!まさか私これ、指導したことあったのに忘れてる?そんなはずは…。
でも、光村図書・教育出版・東京書籍など、名だたる出版社の教科書関連情報が出てきた。

まあいいか!名作だってことよね!


★読み聞かせマスターのおすすめ本

PTAバレーでお世話になっているお母さんの中に、読み聞かせ活動をずっとされている方がいる。以前、おすすめの本を教えてもらったので、ここにもメモを残しておこう。

「3びきのかわいいオオカミ」

あるところに、3びきのかわいいオオカミがおかあさんと一緒に暮らしていました。ある日おかあさんは、家を出て自分たちの家を作るよう3びきに言います。「でも、わるいおおブタには気をつけるのよ。」
まず3びきはレンガの家を建てますが、わるいおおブタがやってきて、ハンマーで家を壊してしまいます。このわるいおおブタは、もう悪いのなんのって、次に建てたコンクリートの家は電気ドリルで、その次にもっと丈夫に鋼鉄と鉄条網で建てた家はダイナマイトで壊してしまいます。
命からがら逃げ出した3びきのオオカミが次に建てたのは、なんと花の家でした・・・。
ご存じ3びきのこぶたのパロディ作品、なのですが、このお話しの展開は実に秀逸で楽しめます。最初のページから子ども達はクスクス笑いだし、おおブタの悪者ぶりとオオカミたちの慌て振りには大笑い、読んでいる大人の方もついつい力がこもってしまいます。お話し会でも人気のこの作品、文章は長めですので、大勢に読むなら小学生におすすめします。園や学校にはもちろんのこと、ご家庭の蔵書にも加えたい傑作です。

絵本ナビのサイトより

3びきのこぶたがまさかの悪役っていうね。笑


「ZOOM」

ハンガリーの絵本作家バンニャイがアニメーションのズーム・イン、ズーム・アウトの技法を絵本に持ち込んだ不思議な世界。鶏のトサカを見る視点が家から牧場、牧場からさらに広がり続けて、最後は地球さえ点となってしまうまでズーム・アウトする自由なまなざしの冒険。谷川俊太郎さんが本書のための書き下ろした詩作品・推薦文付き。

「わずか31の画面で捉えられた限りない世界の豊かさの面白さ、詩のようだ、音楽のようだ。」
(谷川俊太郎/推薦文より)

復刊ドットコム商品紹介より

これ、文字はないそうで、絵だけで世界が広がる本だと…とても興味深い。次に姪っ子たちに本を買うときはこれにしよう!



児童書だの絵本だの、さすが読書の苦手な私!というラインナップになってしまったが、自分なりの本へのアンテナを残すのも、今の興味や考えていることを表している気がしてよい気がする。

皆さんのおすすめの本も、ぜひ教えてください。



#教員エッセイというか
#本屋で右往左往
#絵本は値段が高い

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