#569 「離任式の歌」と「幸せとは」の2本です
2024.4.27.
ここ数日、いろんなものを浴びまくり、思うところが多々あり、書きたいことが3つ4つ出てきたのだが、記事を書く時間とパワーが不足していてとても歯痒い。
小さいネタが2つあるので…
さーて、今日の記事は…「離任式の歌」と「幸せとは」の2本でお送りします!
★離任式の歌
2年前?から、東京都の学校異動の発表が年度内に前倒しされた。
それまでは4月1日に一斉発表で、新聞やネットにも人事情報が載り、調べようとすればそこで子供も保護者も「あの先生はいなくなってしまった」などと知ることになった。つまり、年度内にいなくなる先生とお別れができないシステムだったというわけだ。
東京以外の人からは不思議に思われることも多かったようだ。
その代わりに、4月の終わりには「離任式」が開催され、お手紙を書いたり花束を渡したり歌を歌ったりして、しっかりとお別れの時間が取られていた。
手紙を書く時間があるとか、異動先で驚いた話を手土産にもって来てくれるとか、そういう部分は4月の離任式制度の良いところだと思っていた。
異動には多かれ少なかれストレスがかかるが、異動した先生にとっても「離任式で懐かしい顔に会える」ということがモチベーションになるというのも本当にそうだと思う。
東京都の発表が年度内になり、3月末に離任式をするようになった学校も多い。そして「4月の離任式」が残っているいないは、どうやら学校によって違うらしい。
姪っ子の学校はない。私の勤務校はある。
さて、そんな4月の離任式で、先生たちの間で話題になった曲がある。それが「離任式の歌」だ。
どこの勤務校だったか、はたまた自分が小学生のときだったか、私はこの曲を知っていた。というか、実は初任校の音楽の先生が今の勤務校でも音楽の先生だったりするので(世間は狭い)、初任校時代に聞いて覚えていたのかもしれない。その先生の持ちネタ?
1番はそのまま歌うのだが、2番は6年生の代表児童と一緒に、離任した先生の名前を入れた替え歌になっていた。
ぜひとも聞いていただきたい↓
聞いていただくと分かると思う。このサビは…泣かせるコード進行や!!!
このコード進行な上に、子供たちの想いあふれる歌声。これは、泣くしかない。もう洋服に染みができるくらい泣いてしまっていて、ハンカチ忘れて来たことを後悔したもん。
離任式が終わった後、職員室で音楽の先生のところに声をかけにくる先生がたくさんいた。
「あの歌、本当によかったです!替え歌の歌詞も素敵だけど、音楽朝会の時よりも本人を目の前にしている分子供たちの歌に気持ちがこもっていて!」
どうやら、この曲のことを知らなかった先生も多いみたいだ。
絶対素敵な会になること間違いなしなので、「離任式の歌」×替え歌、おすすめ!
★幸せとは
離任式の日、夜は教職員の歓送迎会。何の伝統なのか、教員の歓送迎会とか忘年会っていいホテルの披露宴会場とかでやることが多い。しかも、大体どこも日程が同じなので、その日は他の学校とホテルで出くわすのもお決まりパターンだ。
乾杯、歓談の後、着任した方の挨拶があり、メインは離任した方の挨拶だ。さすがしゃべる職業だと思うのだが、みんな、お話が上手!(ちなみに一番盛り上がった話題は、「モンゴルに馬を持っています」と「マリオカートで世界ランクに入ってます」の話。そしてこれは同一人物。濃すぎる自己紹介!)
そして、とある離任した方が話し始めた。
「ここ5年ほど、幸せについて考えてまして。あ、宗教とかそういう話じゃないんですが。」一同笑
〜中略〜
「大事なことは3つじゃないかと今は思っています。
『自分で決めること』、
『変化し続けること』、
『素直であること』。」
いや、もう、本当に!!!
ちょっとずれるかもしれないが、共感しかなくて、同じようなことを言っている自分の記事を検索して振り返っちゃったよ。
改めて考えるとどれもすごく大事なことだと思うけれど、日々忙しいと見失うこともあって。
自分で決める、変化し続ける、素直である。
時々立ち止まって、確認したいよね。
#教員エッセイ
#離任式の歌
#幸せとは
#というワードで始まるbacknumberの曲あるよね
#自分で決める変化し続ける素直である
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