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食べたい物をたべちゃいけないんですか!?

食欲・性欲・睡眠欲は本来ならば律するモノなのに、・・・食欲だけはいつでもどこでも食べたい時に食べればいい。・・・これで病気になっているわけ。

決して見ても食べてもいけない食品【加工食品、トランス脂肪酸、砂糖・・・】【吉野敏明】


イケナイ物を食べているから体調不良になっているのがよく分かるのだけど、私がそういうことを言おうものなら、「専門家でもないくせに!!」と言われ、病院でつけてもらった病名を高々と掲げて、「この紋所が目に入らぬのか!」とばかりに、「病気を心配しろ!」と叱られ、私の人格否定が始まる。

私が専門家だったら話を聞いてもらえるのかとも思った。医者は無理でも、栄養士などになろうかとも思ったけれど、色々とおかしいというのを知ってしまったら、やる気が出ない。資格は若い時に取るべきだ。それは、記憶力の問題以上に、余計なことを考えないという従順さが大きい。それがよく分かった。

というと、「資格も取れなかったくせに!」と鼻で笑われ、勝利宣言をされる。色々言われたことに対する痛みではなく、その人が、医療のまな板の上で、苦しみながら死んでいくことを想像してしまう。それから1年くらいは私は身をよじって苦しむ

私だってバカじゃないから、そういうことを言うともめることが分かっているから、大事な人にしか言わなかった。そうっやって、何人もの人とお別れした。


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出典:スタジオジブリ https://ent.f-frontier.com/2020/09/19/294705/


この茶番になって、言うべき大事な人はもういなくなった。全て玉砕。

ふと見回すと、なんだかぞっとした。『千と千尋の神隠し』の冒頭の部分のシーン、気づけば千尋のお父さんとお母さんはブタになっていた。周囲の人たちがそう見えたから。

出典:スタジオジブリ https://ent.f-frontier.com/2020/09/19/294705/

(小麦の稲穂やひまわり油やさとうきびのような)原料が目の前にあってもヨダレが出てくることはない。しかし、(ケーキなどの)できあがっている物を見ると「欲しい」と思ってしまう。

決して見ても食べてもいけない食品【加工食品、トランス脂肪酸、砂糖・・・】【吉野敏明】


千尋の両親は、できあがっているものが目の前にあれば、それが誰のものなのか、どういうものなのかということよりも、”当然のように”食欲を優先させた。

映画のこのシーンで、母親が千尋に「あなたも食べなさいよ、おいしいわよ」みたいなセリフがあったと思う。私もまさにこれだ。「食べない」と言えば、「おかしな人ね、おいしいのに」と言われる。

もともと甘党ではなかったから、ケーキを見ても「おいしそう」とは思わなかったのだけれど、私はケーキをケーキとして見ていない。吉野先生の動画を見ていて、このことに気づいた。砂糖、トランス脂肪酸、小麦、・・・という材料を思い浮かべ、「大しておいしくもないのに身体に悪い。費用対効果が悪いから食べたくない」と思う。

「身体に悪いものを食べれば、身体に負担を与え、不健康になる」ということもあるけれど、最近は、それによって直感というか感性が鈍るのがイヤだと思う。そのわりにアルコールはちょいちょい飲むが(笑)。


「あなたの断食は暴力である」と言われたガンディーも、青汁1杯で生きているという森美智代さんも、「食欲がコントロールできたら他の欲望もコントロールできる」と言っている。

それなのに、この国では、すっかり「食欲が正義」になっている。特に私の周囲はひどい。当然、揃って○○脳で、液体注入済み。


吉野先生はこの動画で、テレビでおいしいものを見ているだけで、インスリンが出てしまい、それを繰り返すとインスリン抵抗性ができ、これが糖尿病になる、とおっしゃっている。

そのまんまじゃねぇ?追加で、脳の糖尿病と言われる認知症になる。行政サービスを受けられるようになって喜んで、「100まで生きるから大事にしろ」って。


情けないよね。



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三輪山登拝口

そういう人生の先輩を見ていて、機会があれば、ストイックなことをやることにした。

その一環?で、先日は8時間半、トイレ以外では座ることなく歩き続けた。一日一食だから、朝から何も食べずにだ。この季節にね。でも、案外、歩けるものだ。日没にならなければ、もう少し歩いていたと思う。

その途中で三輪山に登拝した。ふらっと行って、「ああ、登れるんだ」と思った。でも、天気もイマイチだし、一人だし、登拝できる(午前中だけ)ギリギリの時間だったから、ええ歳のおばさんが一番後で遭難したら迷惑がかかるとも思った。でも、今度いつ来られるか分からないし、来ることがあっても足腰が弱って登れないかもしれないと思った。

で、降りてきたら、翌日から当分登れないという立て札があって、本当にびっくりした。


「身体に悪いものは、身体に負担を与え、不健康になる」というのもあるけれど、最近は、それによって直感というか感性が鈍るのがイヤだと思うから。

”おいしいもの”を食べるよりも、こういう不思議な体験のほうが断然いい。何よりも、周囲が「おいしい」と思っているものが、必ずしも私にとっておいしいものではないから。

周囲は「食欲が正義」の人だらけ。この中で、どう振る舞うのかが私に問われている。四面楚歌でしんどいと思っていたけれど、仕組みが分かったから、この課題は案外面白がって取り組めそうだ。


タイトル画像:マハトマ・ガンジー の写真・画像[ID:2628246]『Fasting Gandhi』| 壁紙.com (kabegami.com)



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