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「健康を支える起業家に学ぶ」に参加してみて

 少し前に中小企業整備機構のビジストという起業支援のイベント「健康を支える起業家に学ぶ」(オンライン)に参加してみました。

いわゆる起業・ビジネス知識はこれまでインプットしているのですが、健康・医療・介護のビジネスに関しては知識なく、 自身の病気経験を生かして何かできることないかな、、と思って情報収集のために参加してみました。

公的機関の無料イベントですので、気楽に。

スピーカーは(株)ヒキダシ、スナックひきだし代表の木下紫之さん
ファシリテーターは(株)ライフサカスの西部さおりさん
参加者は40人弱

内容としては、実際は健康に関するビジネスの内容ではなく、会社員から副業・社会貢献活動を経て起業したストーリーやプロセスの話だったのですが、グループでのセッションもあり、いくつか気づきありました。

スピーカー木下しのさんはとてもパワフルな方で、会社員をしながら誰もが気楽に立ち寄れるスナックをはじめたというのが興味深かったです。
初めは知人の飲食店を借りて週1回からスタートし、集客はFB程度で紹介でどんどんお客さんが増えたとのこと。
様々なバックグラウンドを持つ人たちが集まってきて、場の力ってすごいという話でした。

スナックは今も継続されており、メインのビジネスは中高年のキャリア支援みたいです。そして今は社会福祉主事を取得するために大学院に通っているとか。
様々な職種の人が今は福祉の勉強のために参加されているということでした。今は福祉系を学んでビジネスに生かすという方も増えているんですね。

木下さんはとにかく行動的なので動きながら考える、修正するというまさに起業家タイプの方で刺激受けました。


ファシリテーターの西部さんはご自身のことを語られる時間は少なかったのですが、がんサバイバーで今はどうやらご自身の病気や妊活をきっかけに健康系のビジネスを始められたようです。
そちらの話のほうが気になりました・・・

知らないだけで、表には出てこないだけで、実はがんをきっかけに起業された方って意外と多いのかも。

最後に、グループセッションのはなしを。
メンバーは歯科医の方と中小企業経営者の方と3人で気づきなどをシェアする時間がありました。

ここで感じたことは
・健康不安を抱える中小経営者も多いだろうし、診断士・がんサバとして経営者のサポートで何かできるかもしれない
・歯医者さんも顧客は高齢者が多く、がん患者も多い。そのため、人生のラスト10年をどう患者さんが過ごしやすいか考えているという話でを歯科医でもただ歯の治療をしているだけではないらしい

ということで、短い時間でしたが普段接しない方とお話すると刺激になりますね。
健康ビジネスといっても広いので、どんなニーズがあるのか、自分ができることがあるのかはこうしていろんな方と接することが大事なのかなと感じました。

がん治療中・仕事なしだと社会との接点も少なくなるし、数時間のzoomセミナーでも意外と刺激・発見になりました。
めんどくさがらずに参加しないと・・ですね。

もっと健康・医療系ビジネスの勉強・インプットしたくなりました。



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