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2巻発売!「君と宇宙を歩くために」は教材であり、精神安定剤であり、もはや友だち

少し前に、偶然、漫画「君と宇宙を歩くために」知って、読んで「全人類に全力でおすすめしたい!」と本気で思った。その気持ちをそのままタイトルにしてアップしたら、Xで拡散していただいたり、noteの注目記事に取り上げていただけたりして、過去一たくさんの方に読んでいただけた。
嬉しいことに、「早速買いました」なんて、言っていただけたりして、微力ながら世界の役に立ったような気持ちに…。作品をお手に取ってくださった方、興味を持ってくださった方、本当にありがとうございます!←念のためお伝えしますが、私は作者ではありません。絶賛しただけ^^;

そして、上の記事でも触れていますが、さっそく第2巻が発売に👏🙌
もちろん購入!そして、2巻もちゃんと素晴らしかった!ということで、今回もレビューを書いてみます。

勉強もバイトも続かないヤンキー高校生の小林は、自分と同様に苦手なことが多いが様々な工夫をして頑張っている宇野に感化され、自分も変わろうと動き出した。夏休みの天文部の活動に参加するため、久しぶり(?)のテスト勉強に挑む!家だと集中して勉強できない小林は宇野と一緒にカフェで勉強をすることに。しかし、いざ勉強を始めようとしても何から手を付けていいかわからず全く進まない。そんな彼のもとにバイト先の先輩・山田が声をかけてきて…。

上手く生きるのが難しい無重力な世界で懸命に歩き続ける2人の少年の奮闘記、待望の第2巻!

君と宇宙を歩くために  あらすじより

人と同じように生活するのに、人よりちょっと工夫の必要な宇野君と、宇野君と関わることで、自分の苦手に向き合い、変わろうと努力し始めた小林君。天文部に入った二人は、その活動で様々な気づきを得る。そして、夏休みの部活動参加のため、苦手な勉強にも向き合うことになる。
「勉強が苦手」とひと言でまとめてしまったけれど、実は、それぞれに“これなら分かる”“この方が集中できる”など、見合った勉強法や学習環境がある。それを理解し、見極めてくれる人に出会えるかどうかで、勉強への意欲や興味は変わってくるんだろうな…と親目線で参考になった。

そして、勉強以外にも彼らにとって、「苦手なこと」「苦手な人 or 態度 or 言葉」や、「かっこよく見えること」が描かれるのだけど、些細に見えることに、心底悩んでいたり、落ち込んでしまったり、憧れていたり。見て見ぬふりをせず、ちゃんと向き合うから湧き出てくる、その全部の感情が大切で愛おしいじゃないか♡「ちゃんと生きる」ってことは、そういうことかもしれないな…としみじみ思って、じんわり感動。
共感できることもあったし、なるほど…と気づかされることもあった。優しいあの人にも意外な一面があったり、苦手なあの人もちゃんと考えてくれていたり…。人は簡単には分からない。でも、きちんと向き合えれば、意外になんとかなるのかもしれないな…と希望を感じることができました。

とはいえ、人生に悩みは尽きなくて、分からないことだらけで不安で、自分だけじゃないかと怖くなる瞬間があることは、大人になっても変わらない。いくつになっても終わらない。分かっているけれど、あまり口にすることのないこういう感情に寄り添って、一時救ってくれるのがこの漫画。
精神安定剤であり、教材であり、友だちでもあるような、素敵な作品に出会えてよかった🙌ということで、あなたにも絶賛おすすめ中です!

一巻を読んでいない方は、まずはこちらを。

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