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写真に対するフェチズム

私は食べものの写真が好きだ。
でもそれはSNSができてから流行った、いわゆる「映える」写真ではない。逆に「映えない」写真といってもいいかもしれない。

ではどんな写真が好きかというと、食べかけ、食べたあとの皿の写真だ。
綺麗に盛りつけられた手をつけない食べものは、プロなら幾らでも同じものが作れるだろう。
しかし食べかけや食べ終わったあとの皿の上は、切りかけのステーキのかたち、無造作に散らばったどろっとしたソース、ケーキの断片…二度と同じものを見ることができない。

人によっては汚いと感じたり不快と感じる人もいると思うが、私は食べものに関わらず完成された絵のような写真よりも、生々しさを感じる写真に惹かれることが多い。

そのルーツはHIROMIXにあると思う。
初めて彼女の写真を見たのは、19くらいだっただろうか。
そこにはまさに食べ散らかした食事や、便器にべっとりついた経血が写っていた。
今までの写真の概念を覆された。ショックだった。でもそれ以上に惹かれた。

食べかけや食べ残しの写真は綺麗ではないかもしれないが、生々しいエロティシズムを感じる。
たまにこの感覚を解ってくれる人もいる。

ここからは私が撮った食べかけや食べたあとの皿の写真を載せていくので、見たくない方はスクロールしないでくださいね。

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𝑠𝑎𝑘𝑎𝑖
あなたのたいせつな時間を使って見ていただき、ありがとうございます◡̈ ⋆* 私のnoteがあなたの心にやわらかく触れてくれたら嬉しいです𓂃𓈒𓏸