食欲が止まらない時に考えるべきことその1、血糖値と食物繊維
私自身週に一回か2回ぐらいのペースで食欲旺盛になる日があります。
そういう時に共通しているのが
血糖値が安定していない
ということです。血糖値の上がり下がりの幅が大きくなると、血糖値が下がった時点で、下がった分を戻そうとして食欲が出てしまいます。そうすればさらに余分な糖分が体内に入ってくるので、長期的に考えれば糖尿病などの慢性疾患になってしまいます。
この食欲どうにか止めたい
そう思っていらっしゃる方もいると思うので、私なりにその時に考えること、食べるものについて
何回かの投稿に分けて紹介していこうと思います。
ベジファーストについて
「ベジファースト」という言葉ご存知ですか?
野菜から食べて、そのあと肉魚などのタンパク質、最後にお米などの主食を食べるといい、というのは血糖値が関係しています。
食物繊維から摂ることで糖の吸収が緩やかになり、なかでも食物繊維の中でも水溶性のものは大腸に届くことで腸内細菌の餌になることで短鎖脂肪酸になります。
その短鎖脂肪酸が膵臓でのインスリン(血糖値降下ホルモン)の分泌を促します。よって早い段階からインスリンが分泌されるので急な血糖値上昇が抑えられるわけです。
逆に…
では、お米などの主食から食べた場合はどうでしょうか、
特に白米、パンなどは食物繊維は全くというほど含まれていません。
なので糖も短時間でどんどん吸収されていきます。水溶性食物繊維もないということなので、インスリンは血糖値が上がってきてから、体が「やばい!血糖値上がり過ぎた!」と思ってから分泌します。
つまり
血糖値の上がり方も早い
インスリンの分泌するタイミングが遅い
インスリンが一度に大量分泌される
というわけです。
そうすると反射で血糖値が急激に下がります。
そして、眠い、倦怠感、そして血糖値を再びあげようとして、食欲が出てしまいます。
おやつタイムも繊維質を意識する
だからベジファーストが大事なんですね。
これは3食のご飯だけでなく、おやつにも応用を効かせることができます。
おやつに野菜を食べろとは言いませんが、ナッツやドライフルーツなどと白砂糖がたくさん入ったケーキでは、明らかに違うことでしょう。
食欲が止まらない人は甘党の人が多いと思うので、おやつにもこう言った視点も取り入れられたらいいと思います。
アトピーとの格闘の中、食べ物、健康というワードの中毒になり、日々勉強中。 不安定ながらも前進中!