絵本の話がしたくて① 「おかえし」は楽し
読書好きというよりは、はるかに絵本が好きなので子どもたちにも読み聞かせをしていたし、今でもよく絵本を読みます。今は読み聞かせが再ブーム、絵本の持つ力が見直されてきていることもあって沢山の新しい絵本が出版されていて嬉しいことです。
絵本の話がしたくて、何から書こうかなと思っていたら 偶然にも「おかえし」の絵本を思い出す出来事がやってきました。
20年ほど同じ場所に住んでいるのですが、今はお隣に3歳の男の子がいる家族が住んでいて、日々微笑ましい声が聞こえます。私は家庭菜園をしているので時々お野菜を「食べるの手伝って」もらいます。すると思いがけず数日後に、地方土産が「おかえし」されてくることがあります。ことがあるというか、ほぼいつも「この間はいただきものをして」と「おかえし」が届きます。しょっちゅう やりとりがあるんです。
そんなお隣付き合い、楽しんでいます。こんなコロナの時でも、ちゃんとこのお付き合いは成立していて、先日もおいしい「おかえし」をいただきました。そして、そのうち届けようかなと思っていたものがあったので、ついに「おかえしのおかえし」をしてしまいました。
その様子を見ていた主人が言ったのが「なんだ、おかえしっていう絵本みたいだな」
そう。子どもが小さいときに読んで大好きだった絵本です。主人が覚えているくらいだから、何度も読みました。
引っ越しをしてきたご挨拶をもっていったのがきっかけで、ずっとお互いに「おかえしのおかえし」をし続ける楽しいお話。ちょっとありえないんですが、繰り返しが大好きな子どもの気持ちがよくわかっている絵本です。
是非、読んで笑ってくださると嬉しいです。
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