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新月の夜 マーズローバーの話を愉しむ

今日は新月の夜。たまにはちょっとした科学絵本の紹介をしてみたいな。

赤い火星がひときわ美しく輝いている空を見ながら
読む絵本は「キュリオシティ ぼくは火星にいる」。

地球の隣のこの惑星に降り立った人はいない。月よりずっと遠くにあるこの惑星の探査は1964年のマリナー4号から始まった。接近画像の撮影が成功し、その10年後にはバイキング1号の着陸船が着陸。周回軌道に入りながら行方不明になってしまったローバーもいる。
何度となく話題になる「火星にも生物がいたのではないか? 火星にも人が住めるのではないか」という好奇心をもって火星探査は続けられている。

見上げた夜空の先の赤い星に、キュリオシティがいる。
生物はいたのか いるのか 地質を調べ水の存在を知り 火星の歴史を探るローバーの姿が美しいタッチの絵で表現されている。わかりやすく詳しく科学的な話が語りかけられている。

夜空の赤い星とキュリオシティ。
好奇心があれば こんなプロジェクトも進んでいくのだと子どもたちに是非読んでほしい。



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