絵本の話がしたくて④　　　　　　　「きょうりゅうのかいかた」

子どもはすでに22歳と15歳なので、絵本を読み聞かせる日常はないのだけれど　私自身が絵本がすきなので　ピックアップしてnoteに書いています。4回目の絵本は、「きょうりゅうのかいかた」。

動物好きの子どもたちが、大きな生き物を飼いたい！と思う気持ちになり　お父さんにお願いしてみたら、というありふれたシチュエーションなのに、なんとおとうさんがもらってきたのは　きょうりゅうのこども！

というところから　まきととめぐみが恐竜を飼うお話が　大真面目に描かれています。

きょうりゅうのかいかた (岩波の子どもの本 カンガルー印)

ナンセンスでしょ？恐竜を飼うなんて。でも、この絵本は真面目に恐竜の大きさを測り、大工さんに手伝ってもらって小屋を作り　お百姓さんにたのんでトラックいっぱいの餌を運び、友達を動員して身体を洗って爪をといでやり……。保健所の人に予防接種までしてもらいます。

運動不足で元気がないとわかれば、子どもたちはみんなで相談して恐竜を連れてハイキングまでしてしまいます。なんて素敵なお話なんでしょう。