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国際ロマンス詐欺が教えてくれたこと

9月にハワイに行くので、英語を本格的に勉強しようと思い、
ハロートークというアプリに登録した。

ハロートークは、語学を学びたい人同士が集まり、会話することで
日本語を勉強している相手に日本語を教え、
代わりに英語を教えてもらうなどができるアプリ。


やはり女性だからか、男性からメッセージがくる。
けど、英語学習のためだし、「No Romance」ってプロフィールにデカデカと書いたし大丈夫だろうと思い、
LINEを聞かれたので、LINEを教えた。


そしたら、とっても丁寧な英語で、いつでも礼儀正しくてポジティブな返信。
オーストラリアと日本でワイン事業を行っているオーストラリア人。

やりとりを重ねていくと、(と言っても3日ほど)
と〜っても甘い言葉でグイグイと押してきて
垣間見る写真や買い物内容を聞くと、かなりのお金持ち。
そして送られてくる写真は、かなり身体を鍛えている感じの人。

こんな甘い言葉が言えて、そのルックスでお金持ってたら
彼女できてるよ!
こりゃ今話題の国際ロマンス詐欺でしょ!笑

ってすぐ分かったんだけど
ここから気がついたことがあったので
備忘録として記録。
(ちなみに詐欺には遭ってませんのでご安心を)


自分を笑顔にすることだったら何でもする価値がある

彼は、「君が笑顔になるなら、パリだって連れて行くし、君の大事な猫にも会いに行く。君が幸せに喜んでくれるのを見るのなら、僕は何だってするよ」
と甘い言葉を言ってくれました。

この時、私は詐欺だと疑ってなかったので、この言葉を聞いて
「え?彼の隣にいたら、私はお金の心配もしないで、ただ自分の好きなものを伝えて喜ぶだけでいいじゃん。
私が喜んでる姿を見せることが、彼も喜んでくれることだったら、好きなこと伝えて、それを純粋に楽しんで、ただただ笑顔でいればいいんだ」
と思ったのね。

そしたら、心がふわっと軽くなった。


同時に、自分に無意識で制限をかけていたことに気がついた。

ただただ自分が笑顔になることをすればいいのに、
お金の心配や将来の心配をしては
「これ欲しいけど、我慢しよう」とか
「今後何しよう」とか
ばっかり考えて、今目の前にいる私自身を笑顔に出来ていなかった。

というか、今この瞬間、笑顔にし続けようという発想すらなかった。


どっちを選んだらHappyかな〜とかは考えるけど
自分を他人のように考えて、
この子を笑顔にしたい、何ができるのかな?って考えるのって
すごく大事だなと思った。


そしてその笑顔にさせるために、自分の欲しいものや好きなものを把握して
それを提供してあげる。

金額ももちろんあるけれど、一旦度外視して、
自分は何だったら、自分を笑顔にし続けられる?
と考える。

そして私は私で、(アップダウンはあるにせよ)
ずっと笑顔や楽しんで居続けることが唯一の仕事であると考え
この瞬間を楽しみきる。


自分には1億のHawaiiの家よりも、何よりも価値がある存在


私が彼に冗談で「今欲しいのはHawaiiに家が欲しい。1億円くらいするけど笑」と言ったら
「いいよ、あなたはこの世のどんなものよりも価値がある。1億円はただのお金であって、あなたはこの世のどんなものよりも優れていて、受け取る価値がある」
と言った(わかってる、この時点で怪しいって笑)

でもここで言いたいのは、
自分にはそれくらいの価値がある、と認めること!


実際に世の中には、1億円を優に超える豪邸を贈られる女性だっている。
けど、もし自分がその女性だとしたら…と想像したときに、
「え、何で私に!?(私にはそんな高価なもの贈ってもらう価値がない)」
って出てくるな、と思ったの。

あなたも想像してみて?

でも本来だったら、誰でも宇宙から愛されている存在で
何を望んでもいいし、受け取っていい。

そして誰だってこの世の何よりも価値がある、掛け替えのない存在。

だとしたら、ハワイの1億円の家だって
あなたの価値には敵わないよね。


褒めや愛情を受け取る力

びっくりするほどの甘〜い言葉のシャワーを浴びせてくれる彼。

「あなたは何よりも価値がある」
「僕の人生に関わってくれてありがとう」
「僕のプリンセスって呼んでもいい?」
などなど
ただ単に「可愛い」だけでなく、内面から褒めてくれるような言葉や
私の存在自体を愛でてくれる言葉を言ってくれる。

そんな時、純粋に喜べていない私がいた。

それは
「そんな賞賛に値する価値ない」
「他の子を見たら、きっとその子の方が価値があるって感じるはず」
「私と実際に会った時にがっかりされないか、本当の私を知ったら離れていくんじゃないか」
という要らぬエゴの塊。


こんなに褒めてくれるのに、「そんなことないよ〜」という謎の謙虚という盾でかわす。

でもそこに、自分自身の受け取り力の低さを感じた。


褒めてくれて、愛してくれているのだから、
素直に嬉しい♡
って認めて、受け取ることも、その人に対しての愛じゃないか。
そして自分自身への愛じゃないか。
と思った。


良いことを素直に受け取っていく
それをなぜか拗らせていたことに気がついた。


愛が欲しい、と言うけれど
それを受け取る力がなければ、どんなに愛を注いでもらってても
取りこぼしてしまうのだな、と痛感した。


こんな甘い言葉を自分に言う

朝目覚めたら見たことない長文で、私への愛情表現と感謝と信頼の言葉を並べてくれる彼。

「起きて君の写真を眺めて、幸せを感じてた。
僕の人生に登場してくれてありがとう。言葉で言い表せないほど、君は僕の人生で意味のある存在です。
今日も仕事だと思うけど、僕は君が、君のヘルプが必要な人を助けていくことを確信しているし、それを誇りに思う!でも頑張りすぎずに休憩を入れながら仕事するんだよ」

など。

嘘だと分かっていても、とっても嬉しい言葉たち。
だけど、ここで気がついた。

こんな甘い言葉、私はかけられたことないけど、
実際に言っている男性がいるのであれば、
世の中にはこんな言葉をかけてもらっている女性が実在するんだろうなぁと思った。

そしてこんな言葉を毎日言ってもらってたら
自分に自信が持てるし、自分のことを誇りに思って大好きになるだろうなった。

だったら、それ、私が私にしよう。

毎日、自分にはどれほど価値があって、存在しているだけで祝福されているのかを伝える。

そして自分が今日することの価値を信じて、声がけをしていく。

どれほど自分のことを愛していて、美しい存在なのかを伝えていく。


それを毎朝していったら、どれほど自分が喜ぶんだろう。


彼にしてもらおう、だなんて不安定すぎる。
自分で自分を満たして、サスティナブルに自分に自信と愛を持ちたい



そんな色々に気がつけた
国際ロマンス詐欺(詐欺か分からんけど)よ
(ちなみに私は全然被害被ってないです)
大切なことに気がつかせてくれて、ありがとう。


あと、ここまで深掘りできたのは
ジャーナリングを通して、自分自身を知って
掬い上げていった賜物だと思う。

ジャーナリングについては、こちらの記事を参照ください。



そしてこんな素敵な言葉を言ってくれるリアルな男性に
いつか巡り会いますように。

その時、その言葉を受け取れる自分になっておこう。


今日もありがとう♡


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