春河

『My Diafolio』 ーわたしの日記(Diary)入れ(Portfolio)ー

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    写真を撮ることが好き。

最近の記事

美しいこと

同じ性を愛することが 「美しいこと」 として描かれ、語られる。 性を超えた愛は純愛として受け取られ、 それが清いものとして、称賛される。 果たしてそれは、美しいことか? 同じ性を愛することも、 異なる性を愛することも、 等しく美しく、等しく穢いものではないか? あなたが「美しい」「理想だ」と それを尊いもののように見上げることは、 それと一方的な壁を隔て、 距離を置いていることに他ならない。 私たちが人を愛することは、無条件で平等に、 美しく、穢ら

    • やりたいこと

      私は、何がやりたいんだろう。 「やりたいこと」は明確だと思っていた。 だって、そのために大学もサークルもアルバイトも選んだから。 だけど「やりたいことは何ですか?」 そう聞かれると言葉にできない。言葉に、できないのです。 私にとってその欲求は、マズローの説でいうところの生理的欲求のようなものだから。 なぜそれをやりたいのかも、なぜそれじゃなきゃいけないのかも、ふと襲ってくる本能のようで言葉にできない。 私が言葉を紡ぐのも、本能のままで、ただ頭に浮かんでくる1文字

      • 遺作

        最近、私の日々がものすごくハイペースで淡々と進んでいくような気がしているのは、 写真を撮ることが減ったからだろうか。 自分の中で「作品」として写真を撮ることは、自分の生を「物体」として刻むということである。 こんな時勢になり、写真を撮ることは専ら減ってしまった。 小さいのが壊れて、持っているカメラも重いので、持ち歩かなくなった。 いまは友人と遊びに行くときに、記念写真程度に撮るだけである。 「作品」を投稿するインスタグラムのアカウントも、しばらく動いていない。

        • のろい

          これはある種の「呪い」なのだろう。 自分がどんな人間なのか、 自分が何をやりたいのか、 そんなことを考える時期がやってきた。 自分のことを知るということは、 案外「負」の側面が大きかったりする。 自分が何者でもないことを実感させられるからだ。 私は何者でもないのに、 自分の性格や志向に縛られて物事の価値判断をしてしまうからだ。 新しい価値創造、革新的、挑戦的、柔軟性…… そんな言葉たちに、私の未来は縛られている。 無意識に他のものを排斥し、自分の求める(

        美しいこと

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          4本

        記事

          どりょく

          少し前まで、努力しないことがカッコいいと思ってた。 必死になって何かをすることってカッコ悪いし、 時短・省エネこそが正義だった。 努力する人は凡人で、努力しない人こそが天才。 そんなに努力しなくてもそれなりに結果が出てきた自分は、 どちらかというと天才、って自負してた。 でも、社会で求められるのは 「泥臭く努力し続ける、カッコいい凡人」だった。 正確には、”社会で求められる”じゃなくて ”社会で結果を出す”、いわゆる成功者。 キラキラ光る成功者たちは、みん

          どりょく

          20210702 天気:しっかり雨 大学に行った方が集中できるので+学生部に用があったので2限の時間で家を出た。しかし駐車場に車が停められなかったため、迷ってそのまま帰宅。

          20210702 天気:しっかり雨 大学に行った方が集中できるので+学生部に用があったので2限の時間で家を出た。しかし駐車場に車が停められなかったため、迷ってそのまま帰宅。

          焦燥感

          忙しい、って思ってるけど 案外それって言い訳にはならなかったりして。 だって「忙しい」って際限ないし。 ただ、時が経つのは速い。 忙しいんじゃなくて、きっと 時間が過ぎるのが速い、って表現のほうが合ってる。 わたしが頭の中で言葉を紡いでいる間も 時は過ぎていって、いつのまにか明日になって、 また知らないうちに眠りについて、 それを繰り返して、 いつか、いつもみたいに起きなくなる日が 来るんだろうな。 それを多分 わたしの終わりっていうんだろうな。

          一点透視

          一点透視

          20210402 今日はさらば青春の光の単独ライブ「四季折々」に行ってきた。やっぱり生の舞台の熱量は、テレビやYouTubeで観るものより遥かに良い。 わずか2時間弱で、私の心は多幸感に満ち溢れた。そして私も、未来はそれを生み出す側にいればいい、なんてことを考えながら帰る。

          20210402 今日はさらば青春の光の単独ライブ「四季折々」に行ってきた。やっぱり生の舞台の熱量は、テレビやYouTubeで観るものより遥かに良い。 わずか2時間弱で、私の心は多幸感に満ち溢れた。そして私も、未来はそれを生み出す側にいればいい、なんてことを考えながら帰る。

          まよなか

          時計の針が12時を過ぎた。 時計の針が右に進むにつれて、焦りが増してくる。 リビングは明るいのに、もう誰もいない。 聞こえるのはどこか遠くで鳴っている救急車のサイレンと、孤独な生活音。 目的のないネットサーフィンに、膝は少しずつ角度をつけてゆく。 スマホの画面を消して、また点ける。 1:05、じわりじわりとした不快感。 1:10、つま先が冷えてくるのを感じる。 1:20、誰かが起きているのを見て安心する。 まぶたを閉じると、 ふっと落ちてしまいそうになる。

          まよなか

          雲のようだ

          結局この世の中には 絶対的な価値観や倫理観なんてものは無くて いま正義だと信じているものも 常識だとされているものも 太古の昔からゆらゆら移り変わってきたんだ。 さっきまで、海賊船のように見えていたあの雲も いまでは、穏やかな犬のように見える。 人々の営みなんて 一瞬の雲の流れと同じようなものなんだろう。

          雲のようだ

          みなと

          みなと

          20210119『脱三日坊主』 ここ数日、1日のスケジューリングにこだわっている。 何時から何をするのか、事細かに計画を立てる。 計画通りに事が進むととても気持ちいい。 物事を継続させるためのアプリもダウンロードした。脱三日坊主だ。

          20210119『脱三日坊主』 ここ数日、1日のスケジューリングにこだわっている。 何時から何をするのか、事細かに計画を立てる。 計画通りに事が進むととても気持ちいい。 物事を継続させるためのアプリもダウンロードした。脱三日坊主だ。

          20201229『待ち人』 また同じことをやっている、とは思いながらも急ぐことはしないのが私だ。 犬を連れたおじいさんが、立ち止まって満月を眺めていた。たまにはゆっくり生きてもいいじゃないか。

          20201229『待ち人』 また同じことをやっている、とは思いながらも急ぐことはしないのが私だ。 犬を連れたおじいさんが、立ち止まって満月を眺めていた。たまにはゆっくり生きてもいいじゃないか。

          20201222『ルサンチマン』 私は強者ではない。 安定を嫌うと言いつつ、根本で求めているのは安定だった。 果たしてそれで強者になれるのだろうか。 見えないものへのルサンチマン。

          20201222『ルサンチマン』 私は強者ではない。 安定を嫌うと言いつつ、根本で求めているのは安定だった。 果たしてそれで強者になれるのだろうか。 見えないものへのルサンチマン。

          20201218『決意』 色彩検定2級を受けることを決意した。6/27まであと6ヶ月。何かを"やり切る"経験をしなければ。

          20201218『決意』 色彩検定2級を受けることを決意した。6/27まであと6ヶ月。何かを"やり切る"経験をしなければ。