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本とお茶を愉しむ時間が幸せ|本棚から大切にしたいことが見えてくる

こんばんは。

突然ですが、みなさんは本ってお好きですか?

わたしは本を読む時間が大好きです。

本屋さんで本をみるのも、図書館で本を探すのも大好きです。

紙とインクの匂い。

どんな物語やメッセージが入っているかわからないワクワク。

ページをめくるときの紙の手ざわり。

愛おしい、わたしだけの楽しみ。



本棚には大切にしたい事がみてとれる

本屋さんや図書館に並ぶ数えきれないほどたくさんの本の中から、ふと目につく本ってその時々で変わりますよね。

目標があってそのために学びたい時。

現実が辛い時。

恋愛に悩んでいる時。

仕事でつまづいている時。

なんとなくモヤモヤしてる時。


今この時、わたしが求めている答えを本のなかに見つけようとするから。

その度に本を迎え入れて、読んで、なにかしらを受け取って、本棚にしまう。

ずっと本棚に大切に持ち続けるものをあれば、
時とともに、手放してさよならするものも。

ずっと持ち続けているものは、その本を読んだときの感動や美しい世界を覚えているもの。

美しい装丁の絵本や、何度も読みたくなる言葉がつまった詩集、世界観や物語に心つかまれた小説、今もこれからも大切にしたい考え方や生き方を教えてくれる本。

今の本棚には、今のわたしが「このエネルギーとともに生きていきたい」と感じるものがつまっています。


今日現在のわたしの本棚


わたしの本棚

今のわたしの本棚はこんな感じです。

棚は、昨年、ある古道具マーケットで見つけたもの。
確か8,000円くらいで販売されていたのを、少しぐらつくので6,000円くらいに値引いてくださって嬉しかったことを覚えています。
どのくらい古いものかはわかりませんが、側面に棚どめ?のようなものがついていて、釘はいっさい使われていないのも気に入っています。

一番上の段は、飾り棚風につかっています。
一番お気に入りの本や最近買った本を表紙がみえるように飾って
その横にはキャンドルを3つ並べています。

今飾っているのは、篠田桃紅さん著『人生は一本の線』。
104歳になる(出版当時)篠田さんの絵画と言葉が美しく、ページをめくる度に気持ちが引き締まる本です。

その中で好きな一文をご紹介します。

「必要があるかないか、誰にもわからないですよ。
 必要だから、やるわけではない。
 必要でないから、やらないわけではない。
 なんだかやってみたい、という思いが大事。」

篠田桃紅「人生は一本の線」


見た目に気持ちよく並べる

二段目と三段目には、いわゆる普通の単行本や文庫本など低めの本
一番下の段には、雑誌や背の高い絵本などを並べています。

すべての空間が本で埋まるほどたくさん持っていないので、
間をあけて小物を置いたり、広げて一冊かざってみたりしています。


二段目と三段目
一番下の段


並べ方で意識しているのは、見た目と探しやすさ。

整理収納や片づけ系の本たち、

星占いや宇宙とつながる系の本たち、

自己啓発系の本たち、

絵本のコレクション、

気軽に読める雑誌たち。

そんな風にまとめています。

その上で、色やタイトルの雰囲気をみて自分のなかで気持ちよく並べています。


人生で一番大切にしたい本

一番はじめに書いた記事(リンク貼っておきます)でも紹介しましたが、
わたしの本棚に並ぶ本の中でも、とても大切な本をご紹介します。

それは、

高島 大さん著『すぐそばも幸せにできないで』

です。

人生のパートナー、お子さん、なにより自分を大切にすることを
愛情たっぷりの言葉で伝えてくれる本です。

覚えておきたい言葉がたくさんありすぎて、付箋だらけの一冊でもあります。

その中からひとつの章を、抜粋してご紹介します。

相手さえ変わってくれたら、幸せになれるのにな・・・。
だから、変わってほしいと願ったり、変わってほしいと訴える。
でも相手はちっとも変わらへんねん・・・。
   (中略)
変われたら幸せになれる。
変わってくれたら幸せになれる・・・。
世の中ではあたかも変わるコトが、素晴らしいコトかのようにされてるけど
変わるコトが決して「正解」なわけでも「幸せなコト」でもないんやわ。
 
本当の幸せってね、変わらなくていい、「そのままでいい」の中にあるんよね。
そのままのあなたでいい。
ありのままの姿を受容することが愛。
   (中略)
「変わる」とは、
新しい誰かや何かになるコトではなく、
本当の自分に「還る」コト。
ありのままの「自分」と「相手」を心から受容する。
その時初めて2人の間に、劇的な幸せの「変化」が起こるんやわ。

高島大「すぐそばも幸せにできないで」


わたしも、夫に変わって欲しいと思ってしまうことが時々あります。

真面目に話をしようとしても関西ジョークで茶化したり、
嫌だと伝えても同じことを繰り返したり、
物を出しっ放しにしたり・・・。

できないこと、苦手なことがあるのも事実。

でも、できること、得意なことだってたくさんある。

自分の気持ちを正直に言葉で伝えくれる。
自分の好きなことに情熱をたっぷり注ぐ。
わたしの話をちゃんと聞いてくれる。
何よりわたしのことを一番に大切に行動してくれる。

ここには書きませんが、まだまだ、彼の素晴らしいところ、
好きなところはたくさんあります。

彼を変えようとせず、わたしの彼に対する行動や言葉、
環境(ものを元に戻しやすい収納など)を変えてみればいいのでは?
と考えるようになりました。

というより、今読み返して思いました。

こんな風に、本はふとした時に手にとって読み返すことができる。
人間は時とともに忘れていく生き物なので、
こうやって思い出せるのが魅力だなと感じます。


本とお茶と時間

本のお供には、お茶派です。
コーヒーや紅茶が苦手なので、日本茶を淹れてお気に入りの湯呑みでちびちび飲みながら、ページをめくる時間が大好きです。

テレビやYouTube、SNSなど、たくさんのエンターテイメントがすぐそばにある世の中で、本を静かに読むには、
「本を読もう」と決めて、そのために時間をもつことが必要。

仕事や家事、家族や友人との時間のあいまに、自分ひとりの「本の時間」を確保するのは難しい方も多いのではないでしょうか。

本を買ったはいいが、時間ができたら読もうと机の端に積み重ねたままなんてこともあるかもしれません。

わたし達は夫婦二人だけで、仕事の休みが重ならない日もあるので、自分だけの時間はお互い確保しやすいし、夜は夜でそれぞれ好きなことをする時もあります。


時間がない!でも時間がほしい!と感じるなら
「時間をつくる」しかない!ですよね?

見たくもないテレビをなんとなく見ていませんか?
なんとなくスマホを触っていませんか?
家事を一人で頑張っていませんか?

暮らしと時間を見直して
「自分が本当に好きなことをする」って”決めて”みてください。

・・・

みなさんが好きな本を楽しむ、心地よい時間を過ごせますように。
おやすみなさい。


#わたしの本棚


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