【苦しみ=痛み×抵抗】痛みは避けられないが抵抗なら減らせます。その考え方。
おじさんです。お疲れ様です。
「苦しみ=痛み×抵抗」
という方程式をある本で読みまして、なるほどなぁって思いました。
この方程式をおじさんなりに解釈し、少しでも苦しみを減らす方法を考えてみましたのでご紹介します。
①「人生において痛みは避けられない。」
苦しみを減らすために痛みを減らそう!とは考えないでください。無理です。
人生の痛みって避けられないじゃないですか?
上司に理不尽に怒られたり。
やりたくもない仕事してストレスを感じたり。
痛みはコントロールできないです。
神様が気まぐれで与えてくるようなものなので。
まずは「痛みをなくそう」という発想をなくしましょう。
②「痛みが避けられないなら抵抗を減らすしかない。」
苦しみを減らしたい。
でも痛みは人生に付き物で避けられない。
残された手段は、そう。
「抵抗」を減らすことです。
①で述べたように「痛みは避けられない」と受け入れられると、抵抗を増やすことは避けられます。
痛みを避けよう!
というのは抵抗に他ならないので、その分苦しみが増えてしまいます。
抵抗を減らす。
頭でわかっていても、なかなか難しいですよね?
抵抗を減らすためにおじさんが実践する生き方は、次のとおりです。
③「期待せずに生きる。ハードル下げて生きる。」
他人に期待をしない。
環境に期待をしない。
そして自分にも、人生に対しても過度な期待はしないで生きましょう。
人生のハードルなんて下げられるだけ下げておきましょう。
期待せずに生きるとどうなるか?
人生で避けられない痛みに遭遇した時にでも、そもそも期待してないので
「まあ人生なんてこのくらいの痛みがあって当然だよね♪」
くらいで受け流せるようになります。
抵抗を限りなくゼロに近づけることができます。
痛みに対しては「降伏」することや「受容」することが大切だと言われますが、そもそも期待してないんでそんなの余裕です。
仮に自分の人生に大きな期待をして幸福を追い求めている人が痛みに遭遇した場合、
「私の人生にこんな痛みがあるのはおかしい!」
「どうにかして取り除かなきゃ!」
って、抵抗が増えまくると思います。つまり、苦しみがどんどん増すんですね。
期待しない。ハードル下げる。
抵抗を減らして苦しみを減らすコツだと思うんです。
まとめ
「楽に生きていいんじゃない?所詮人間なんだし。」
「苦しみ=痛み×抵抗」
実は以前にもこの方程式を見たことがありました。
でも、抵抗しないようにしても、なかなかできなかった。
今振り返ると、
「人生を楽にしなきゃ!」
「もっと豊かで幸せな人生にしなきゃ!」
って、人生や自分に対する期待値が上がってしまっていたのだと思います。
期待値が上がってると、理想に現状を近づけようとして無駄な抵抗が生まれてしまいます。
そこからさまざまな経験を経て、私は今
「期待せずに生きる。ハードル下げて生きる。」
をモットーに生きてみています。
抵抗を減らして人生を良くしよう!という発想自体が、実は抵抗なのかもしれません。
もっと楽に生きていいんです。
期待せず、ハードル下げまくって。
「所詮人間」という言葉が好きです。
人間なんてどうせいつか死んで、しばらく経ったら存在していたことさえ忘れられてしまうちっぽけなものです。
社会においても私の代わりなんていくらでもいますしね。
いきなりは難しいかもしれませんが、少しずつ自分への期待値やハードルを下げて生きてみてください。
一切皆苦。
人生に痛みなんて付き物。
人生に対するハードルも下げられるだけ下げてみてください。
痛みを避けられないこの人生でも、ハードルを下げて生きることで抵抗を減らせば、きっと苦しみが少なく、楽に生きられると思います。
ゆるりといきましょう。
所詮人間なのですから。
参考書籍:無(著者 鈴木祐)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?