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日本の助産師ってすごい!

女性たちが、妊娠し、出産するときに出会う助産師。

実は、順調に進む出産では、
お医者さんは関わりません。

出産の最初から最後まで、助産師が立会います。


病院出産の出産でトラブルがない場合、
赤ちゃんが産まれる直前に
お医者さんがやってきて立会います。


そして出産が終わった後、産道に
傷ができていないかどうか確認します。


傷がなく、産後の出血なども問題なければ
お医者さんの出番はありません。


また助産師が関わるのは、
出産だけではありません。

産後は母乳育児をサポートし、
赤ちゃんの子育てのお困りごとに対応。

生活についての指導や教育はもちろん
個人的な悩みを聴くこともあり、
カウンセラーやヒーラー的役割、

また、他職種や他機関に連携を取る
コーディネーターの役割を担うこともあります。


例えば、海外では医療的側面から支える助産師と、
精神的側面を支える「ドゥーラ」は、
別の役割を担っています。

ドゥーラは、もともとギリシャ語で
「女性に仕える人」の意味。

妊娠から産後、主に出産の時に、
身体的、心理的、社会的サポートを提供する
新しい職業として北米を中心に発達した役割です。


もちろん助産師が精神的なケアを
しないという意味ではありませんが、

助産師とドゥーラは、目標を共有する
「医療者」「非医療者」としての立場を
しっかり持っています。

もちろんその国の医療制度によって
「助産師」としての役割や職能も変わってきます。

そういう科学的・非科学的な役割も全て包括して、
「自らの存在自体でケアをする」のが日本の助産師です。

本当にベテランの助産師さんって、
分娩室に入っただけで空気を変えて、
停滞していた出産が進み始めたりするんです。


助産師の独立や開業と言えば、
一般的に「助産所」を開業して訪問をしたり
「地域助産師」として地方自治体の業務委託連携で
仕事をするというパターンが多いのですが、

最近は多くの助産師さんがSNSで露出し
個人事業主としての活動を展開しています。

得意分野を事業化し、バリバリ
ビジネスをしている助産師さんもいます。


そんな風にこれからの助産師の働き方、生き方は
より多様に、より豊かに、より広がる時代へと
入っていると言えます。

私はSNSでの発信を通して、
この素晴らしい日本の助産師の価値を最大化し、
海外に届けたいと考えています。

そして日本の助産師さんたちに
よりやりがいと喜びを感じて
お母さんたちの側で活躍して頂きたいと考えます。

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