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一ヵ月、マッチングアプリをしてみた話。


こんにちは、お久しぶりです!Susanです!

私はこの一か月本当にいろんなことがありすぎたような、いつも通りの生活をしていたような不思議な8月を過ごしました。

月1ペースでしかnoteの更新ができてませんが、書きかけのnoteはどんどん増えています。前回のnoteで書いたように表現に対する勇気がないので、発信するまでの速度が遅いんですよね。

といっても強制されてやるものでもないので、これからも私なりのペースで納得しながら楽しく更新していきたいと思います。

さて、今回はタイトル通り「一ヵ月、マッチングアプリしてみたよ」っていうお話です。

マッチングアプリを入れてみた


恋愛というものから6年ほど離れていた私が、とあるきっかけでマッチングアプリを入れてみた。

そもそも、最後の恋人と別れてから、少し寂しいなと思うことがあっても、わざわざ恋愛をしよう・恋人を探そうと考えたこともなかった。

私は根っからのオタクだということもあるからか、自分で自分の毎日を楽しくすることが得意だったし、結婚したいから・子供を産みたいからといった理由で相手を探す気もない人間なのだ。

ただ、大学時代からお世話になった大切な方の死に触れたり、高校時代の友人の恋愛話を聞いていて、ちょっとだけ「一緒に楽しい時間を過ごせて、思い出を作れる恋人が欲しいかも」という感情が心の片隅に生まれたので、友人の勧めもあり、マッチングアプリを入れてみたのが今回のスタートだった。

ここが難しかったBEST3


1か月という短い期間だが、マッチングアプリをしてみて私の中で難しいと感じた3つを書き残してみることにする。

3位🥉名前の呼び方と文面の口調


名前の呼び方、難しいよね。お互いに名前を名乗った後、私は基本的に「~さん」と呼んでいたが、相手の距離感はさまざま。同じく「~さん」と返してくる人もいれば、「~ちゃん」の人もいるし、呼び捨てで呼んでいい?っていう激早で距離を詰めてくる人もいた。

私的には、やりとり最初のうちは「~さん」以外はNGだったけど、そもそも人それぞれ心地よい距離感が違うから、そういう違いが出てくるんだろうな、とか思ったり。

文面の口調も同じく年齢や性格もあるだろうが、年齢が近いもしくは私よりも上だったら、いきなり「仲良くなりたいし、タメ口で話そ!」という一言を皮切りに「え?私たちって気心知れた友達だったっけ?」っていうような馴れ馴れしい口調にシフトチェンジしてくる人がいる。

「いや、待ってごめん。私まだあなたと知り合って1週間も経っていないが?」という疑問が浮かび、こちらは全然タメ口で話したいと思えていないという状況が多発した。

こればかりは価値観の問題だと思ったけど、ここが合わないって最初の第一歩が絶望的だよな。

2位🥈お互いの価値観を知るということ


今までの私の恋愛は周りに存在していたよく知っている存在が、いつの間に恋人になっていくという形しかなかったので、恋愛をするという前提でやりとりをするのが非常に難しかった。

恋人との距離感をどこに定めたいのか、どのくらい連絡を取ってどのくらいの頻度で会いたいのか、自分にとって何が一番大切なのか、恋人ができたらどんなことがしたいのか、将来結婚したいのか子供が欲しいのか、そういった恋愛面の細かい価値観はプロフィールに書いてあるとしても、実際の人間ってそれ以外の価値が大切なのよ。

一体あなたはどんな人間なのか?どんな学生時代を過ごしてきたのか?何をしている時が楽しいのか?人間関係の中で一番大切に思うのはどんなことなのか?どんなことをされた時に傷つき悲しむのか?

そういった恋愛を前提としていない、ただ一人の人間として「あなたはどんな人生を歩んできて、どんな考えを持っていて、どんな人生をこれから歩んでいきたいのか」が私は知りたいのだ。

しかしながら、いきなりそんな深い話までできるような人はそうそういないのがマッチングアプリ。難しい。

1位🥇やりとりではヤバイ奴なのか判断できない


2つの難関を乗り越えて、お互いが返信を続け、定期的にやりとりが続く数少ないマッチング相手が何人かいた。

会話を10ラリー以上した時点くらいで、「~さんが良かったら、一度カフェなどで会いませんか?(もしくは電話しませんか?)」という言葉をいただいた。

一番最初にお誘いいただいたのが電話だったので、まずは電話からしてみることに。電話の約束日を決めてからやりとりしている中で、カフェで直接会ってみたいというアプローチを受けたので、電話の約束日の3日後に直接会う約束日も仮決定することに。その時にお相手からは「電話してみていいなと思ってくれたら、直接会うのでいいよ」と言われていた。

そして電話してみると、ちょっと文面のやりとりとは違う印象と違和感がありつつも、お相手の恋愛についての持論や価値観を聞いてみて、まずは一度会ってみようと実際に会う約束について詳細を決めて電話を切ると。なんと5分後にブロック。誘われたのも、会う約束を決めたのも、向こうなんだが……。

同じような経験を、他のお相手に直接会った時にもした。一緒に食事してみて、超盛り上がった!好感触!というわけではなかったが、一軒目のお店を出た後、どこかに次のお店に行こうか、という雰囲気に。一旦複合施設に入り、お手洗いに行きたいと言われたので、お互いにお手洗いに行ったら。そのまま逃げて帰ったのか一向にお手洗いから姿を現さず、マッチングアプリを開くとお相手のトーク画面が消え、退会済み(=ブロック)になっていたのだ。

ブロックされて腹が立つのは、その人自身の選んだ言葉ではなく、一方的にアプリ上の機能で「拒否」を提示されること。スマホ画面を眺めて「いや、こんなことができる人間、こちらが願い下げなんだが?」と大声で叫びたくなった。それよりあなたと話した1時間、返してくれよ。

向こうに勝手に取捨選択されて、いらないと言われること。こちらが強制的に捨てられた側にされること。こちらには一ミリの選択権がないことに、私は無性に腹が立った。

自尊心を無碍に破壊する人たち


先ほど書いたようなことは、もしかするとマッチングアプリをしてきた人なら男女問わず、経験したことがあるようなものなのかもしれない。

しかし、私にとっては今まで触れてきたことも関わってきたこともない人種との出会いであり、あまりにも衝撃的な経験だった。これが当たり前に行われる世界で、勝手に選ばれる側にされるなんて私はまっぴらごめんだ。

私は私のことを大切にしているし、ちゃんとプライドだってある。どんな時でも自分を偽ったり包み隠さず、自分という人間はこういう人間だと提示して相手に接すると決めている。

どんな人間が分からない赤の他人に数日間の文面と一度会った情報だけで判断されるような世界に、わざわざ自分の身を置くなんて、あまりに私が可哀想で不憫だと思ったのだ。

私のことは私が一番大切にしてあげる


私はそこまでして恋愛をしたいわけではない。私は私を一番大切にしたいし、お互いのことを尊重して大切にできる人と出会いたいだけで、恋人という名ばかりの存在が欲しいわけでない。たった二度のブロック経験だったが、それをはっきりと確信できたので、私はお手洗いに置いていかれたと分かった瞬間、マッチングアプリを退会することを決めた。

今回のことで、改めて感じたことは「私のことは私が一番大切にしてあげないといけない」ということだ。

「誰かに認められたい」「誰かに愛されたい」「誰かに理解されたい」

そういう感情は誰にでもあるし、それがあるからこそ、人は人が恋しくなるんだろうと思う。誰か私を見つけてって叫んでいるんだと思う。

だけど、残念ながらこの世の中は他人のことなんて簡単に無碍にできる世界だ。誰かからの評価を基準にして自分を認めようとした時点で、自分を愛することなんてできないのだ。

もし今マッチングアプリをしていて、恋愛に悩むあなたが読んでくれているなら、なぜ恋人が欲しいのか、何を一番大切にしたいのか、振り返るきっかけにしてみて欲しい。一方的に相手から無碍にされることに慣れないで欲しい。自分もそのようなことをしても許される世界なんだと思わないで欲しい。


私は今までもずっとそうして生きてきたが、改めてここに宣言しておきたい。


「私のことは私が一番大切にしてあげる」

私がしたいことは、私が何でもやらせてあげる。

私が苦しいときは、私が一番の味方でいてあげる。

そして私のことを、自分自身と同じように愛してくれる家族がいるから。

私はいつだって一人じゃない。


この言葉で、この一ヵ月に傷ついた自尊心を癒すnoteを締めくくります。

私は私が一番大切にできる、素敵な私でありたい。

私は幸せに生きるよ。


2023.08.28.
Susan


p.s. ちなみに私がしていたマッチングアプリはこちらです

ヤバい男がたくさんいたアプリ


退会前に電話後ブロックされた男のステータスを確認したら、強制退会済になっていたので碌でもない男だったのだろう......

Fin

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