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小学生の頃、怖かったこと

新月前後数日間は、夜が黒くて怖い。暗闇に何かがいるような気がする。こんな夜に出遭うものはろくなもんじゃないから、夜道で誰かに話しかけられても、うっかり応えてはいけない。...なんてね。

なぜだか、ふと、自分が小学生の頃の記憶がよみがえってきたので、ちょっと書いてみようと思う。

苦手な方はUターン推奨。。。

私の言う小学生の頃というのは、おおよそ1994年頃から2000年頃くらいまでのあいだのことで、これから羅列するのはその頃の出来事。たくさんあるので詳細は省いて箇条書きにする。(順不同)


小学生の頃、怖かったこと


・のどかな田舎町に突如、大量に貼り出されたカルト映画のポスター(都会から広報車がやってきて貼っていたらしい)

・路上駐車で子どもらを待ち伏せ声掛けおじさん(道とか訊いてくる)

・駐車場にて待ち伏せアメ配りおじさん(親の知り合いとか言う)

・実家の奥座敷(大きな神棚があったので何かいろいろいるように感じた)

・親のいない時間に家にかかってくる、自称“同級生の親”から自分への電話(同級生の誰の親なのかは名乗らない。「聴力の確認テストだよ」とか言って卑猥な言葉を言わせる)

・親のいない時間に家にかかってくる、自称“○○塾のお兄さん”から自分への電話(上の人と同一人物だと気づくまで数回かけてきた)

・なぜか知らんけど学校に一泊する謎の行事があって、夜の校舎を肝試しすることになったときに起こったこと(職員室の吊り下げ蛍光灯が消えただけでなく、吊り下げコードの片方が切れて宙ぶらりんになった)

・春に音楽室掃除担当の班のみんなが、窓の外の桜の木に何かいると言って怖がってた(それ聞いただけで怖くなった)

・学校1階の廊下に刻まれた馬の足跡(建築の際についたものでは、との噂あり)

・平和な遊び場であるはずの児童館テーブル下での上級生による性的なイタズラ(えぐい)

・小4~小6まで受け続けた同級生からの性的な嫌がらせ(えぐい)

・兄のクラスの親子キャンプについていった夜に誰かんちの車のカーナビで観た、金田一少年の事件簿(車からテントに戻る道が怖かった。なんでキャンプ場って夜霧があんなにすごいの)

・誰もいない道で囁くように呼ばれる自分の名前(もちろん後ろに誰もいない)

・長雨が続いた日々のあとに死んでしまった濡れた犬の匂い(なんとも言えん)

・絵の具を忘れた日に先生に小突かれ、ひとつだけ貸してもらえた色、ビリジアン(3色くらいの絵の具を使ってグラデーションの塗り絵をする授業だった気がする。今でもビリジアンちょっと苦手)

・そこらじゅうで聴く某カルト宗教の変な歌(有名)

・連日テレビで報道される猟奇的な事件のニュース(被害者が同年代の子どもであることが多かった)

・学校の怪談全般(生活範囲せまいのに怪談の舞台がそこだなんてどこにも逃げ場がない)

・家(いろんな意味で)

・橋の上で後ろから誰かの足音が聞こえて、誰もいない(なんとなくベトベトさんかなと思って「のんのんばあとオレ」で学んだ対処法を実践してみたら足音だけが自分を追い抜いて行った)

・放課後セーラームーンを見るためにダッシュで帰った家の庭で目撃した、眉間を撃ち抜かれたクマのご遺体(猟友会のひとが撃った。軽トラの荷台に乗ってた)

・夜に裏山から聞こえてくるいろんな獣の声(たぶん狐とか)


…書き出してみたら結構あったし、なんか、どうにか生き延びてきた自分をまぁまぁえらいなと思う。

以上でッス!!!

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