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私の憧れは幼少期に経験したかったことだった

今日は、父と一緒にお墓参りへ。

「4月に行ったからまだ行かなくていいよ」という父。
私は、お墓参りと一緒に、祖父母が住んでいた家に久しぶりに行ってみたい気持ちになった。
むしろそっちがメインだった。

祖父母の家に着いて、この家が戦前からあるものだということを知った。
リフォームも何度もしているので、実際に戦前からある部分は玄関と柱のみ。
でも、私は家の中で玄関が一番好きで、一番味があっていいと思った。

昔はなんとも思っていなかった家も、すごく小さく感じた。
ここに家族4人で住んでいたのかと。
不思議な気持ちと、祖父母や父がいてくれたから今があると感謝できた。

お墓参りにいって、父からいろんな話を聞いた。

祖父は戦争から生きて帰ってきて、祖母は朝鮮から引き上げて帰ってきた。
祖父はいろんな思いを抱えて、自ら志願し戦争に行ったことも父から聞いた。
祖父母の家の近所は、今でこそ繋がりはないけど、
昔はみんな親戚のようで、今でも父の幼馴染たちがそこに住んでいる。
でも、昔ほどの繋がりはないし、父は別の町に出たので関わりがなくなったと言っていた。

私は、昔のご近所付き合いに憧れていると父に伝えた。
父からは、
「mukuは高校から寮生活で、大学も県外に出て、高校も大学も全国から集まってきた仲間と部活をしてきたから、大人になって気軽に集まれないし、同級生のつながりとか、近所の子とずっと一緒だったとかがなかったから憧れてるのかもしれないな。」と言われた。

とても納得できた。

地元の仲間は今でも地元に住んでいる。
ただ、15歳から関わっていないので、集まりに誘われても何を話したらいいかわからずいつも断っていた。
そういうのもあって、私はそういったご近所付き合いを経験していないから、憧れていたのだとわかった。

そんなこんなで、祖父母の家に住みたい気持ちも出てきた。
祖父母や父が生活していたことを体験したい、
その周りのお世話になった方に挨拶したい。そんな欲が出てきた。

これからの私どうする?!笑
とてもじゃないけどすぐに住める状況ではないし、ほこりや汚いものが苦手なので、父を誘って綺麗にするところからか!?

とりあえずは、お墓参りで心が洗われて、
10年ぶりくらいに祖父母の家に行けて、本当によかった。
今のこの時間も無駄じゃないと思えたので、
こんなチャランポランでぶっ飛んだ生き方でもまあいっかと思えた日だった。


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