【第1回 】V警備員が最近読んで人にすすめたい、なろう・カクヨム作品!
2020/9/4現在
初めましてバーチャル警備員のムーさんと申します!
今回からムーさんが警備現場に向かう際の移動時間や休憩時間によく読んでいるなろうやカクヨムの作品で最近読んで面白かったものをまとめていこうと思います!
読んでいただいて目に止まりましたら是非その作品も読んでみてくださいませ!
【01】
『ギスギスした毎日に疲れ果てた勇者、週末は異世界「ニッポン」でまったり飲んだくれるのだけが楽しみです ~たまの休日くらい、独りで羽根を伸ばさせろ!~』
まずはこちらの作品です!
まずほとんど公式のあらすじの引用となるとですが
魔王から世界を救うため、才色兼備の美女達と共に闘う勇者アルフレッド! ……は、神経をすり減らす毎日に疲れていた。
よくある剣と魔法の世界で魔王を勇者が討伐するといった王道の世界観をもつ作品なのですが
主人公である勇者として選ばれてしまったアルフレッドはバリバリの武道派、ではなく文官タイプの下級貴族。
そして見た目だけは豪華な勇者パーティでは見下され、そして世間はアルフレッド対する嫉妬で溢れている。
何故ならパーティー内では
勇者との結婚が伝統で決まっているため逆玉狙いだと軽蔑してくる聖女の王女
主人公の軟弱さを軽蔑する王女だけに忠誠を誓う女騎士
いつも馬鹿にしてくる魔術師の幼馴染み
からかうだけの弓使いのダークエルフ
そして国からは無茶ぶり、貴族からはやっかみ、下級貴族のアルフレッドには逃げる選択肢さえ残ってない。
だからアルフレッドは神様にお願いしたのだ。
神様、週に一日自由を下さい!
これは勇者アルフレッドが魔王討伐……の合間に、たまの休みをひとり異世界「ニッポン」で満喫する物語。
ということで
公式のあらすじを引用し少し手を加えさせて頂きましたが
こちらの作品はよくある異世界に転移転生してしまう物語ではなく、異世界の勇者アルフレットが神様にお願いした結果一週間に一回ニッポンに来て休暇を過ごせるという向こうからこっちに転移してくる作品となっております。
言葉は通じるし転移すれば服装もこっち仕様に早変わりの親切仕様!
ただ親切ではないのは神様から貰える一日のお金が一万円ということでしょうか?
そんな神様から貰った一万円を一日どう使うか悩みながら、ニッポンを満喫する勇者アルフレットを楽しむ作品となっております!
私達の普段の日常がアルフレッド視点ですととても奇妙な物に見えたり、安く買える牛丼や飲み屋の定番焼き鳥の塩タレ問題に踏み込みつつ美味しく満喫する描写はついついアルフレッドと同じ物を今日は食べて帰るかー!という気持ちになります。
他にもスーパー銭湯で疲れを癒したり大学の学食を激安の飯屋として通ったり、個人的には一万円という予算の為カプセルホテルを愛用するのがとても面白いです!(アルフレッドの世界の宿屋より評価が高い)
是非色々なニッポンを楽しむアルフレッドを読んで楽しんでみて下さい!
作品自体はカクヨムとなろうどちらでも公開しているのですが内容としては完結済みの作品となっております。
もしかすると続編もあるかもですから要チェックです!
以下本編より抜粋
□□□
美味い。
やっぱり美味い。
この一週間の疲れも苦労も、全部これで吹き飛ぶような気がする。
アルフレッドはねぎまを一本つまんで半串を一気に咀嚼し、その甘い鶏肉とわずかに辛い太葱の味わいを確かめながら、残りのビールを一気に干す。
ねぎまと、ビール。
これ以上は無いハーモニー。
「……最高だ」
かすかに目尻に涙さえ浮かべて、アルフレッドは感極まって叫んだ。
「あー、俺はこの一杯の為に魔王と戦ってる!」
【02】
『その男に触れるべからず ~過去にやらかし過ぎた最強男の結婚生活 反省しているので化け物呼ばわりは勘弁してください~』
異世界に転移し、ビビりながらも駆け上がったのは昔の話で、今ではすっかり落ち着いてしまった中年男。
しかし、情熱の火は消えかかっているが、心の優しさは今も健在!泣き付かれたり悲しい顔を見るとつい助けてしまう。
そんな男が、偶々助けたエルフやダークエルフの女性と恋に落ちて共に暮らす、異世界結婚生活譚が開幕!
狂った精霊を殴り殺し蟲の王を踏み殺し悪魔を蹴り殺し竜の首をねじ切る。
あまりの強さ故に、各地に今も残る大穴や、消し飛んだ山々を作った張本人であり、まさに歩く災害そのもの。
舞台を去って久しいが、強者や裏社会の者にとっては未だに恐怖の代名詞!
彼らにとってそんな男へのルールは一つ。触れるべからず。
という事で作品からあらすじを抜粋させていただきました!
二作品目はこの作品ですね、作品自体は異世界転移物の主人公が題材の作品なのですが既に転移してからかなり時間がたっており主人公の実力は完成済みとなっております。
そして超強い主人公がおせっかいで女性を救い、そんな主人公に助けられた女性が惹かれ主人公は遅咲きの幸せを享受するといったジャンルでいえば俺つえーに属するものかと思います。
ですがムーさんがこの作品に惹かれたのはこの作品の屋台骨になっている世界観がとても好みだったからです!
この世界は剣の国、騎士の国、魔法の国、祈りの国といった世界がそれぞれパワーバランスをとって存在するのですが個人的に国名とかよりも~の国って表現されている作品は武骨で好きですね!あと聞いただけでどういう国かも想像出来るのがよいかと思いました。
また最大の好き好きポイントなのですがこの作品の魔法などに関する概念がとても好みです。
この世界の魔法は意味のある言葉をどのくらいの節唱えられるかで凄さが変わってきます。
【雷よ 我が敵を 撃て】
ならば三節の呪文となり、雷に対象と行動を指示した事を意味するのですが意味を重ね続けると呪文としての位が上がる世界観がとても好きです。
またこの世界では五節も唱えられると国を代表する勇者という特記戦力クラスという扱いになります。世界レベルですね。(一つの国に10人いるか
【眩い 光の 束よ 我が敵を 撃て】
だからこそ七節とか唱えられる人は指名手配でもそれが通り名になるのが好きですね!
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「どうでもいいわ。さて私もやろうかしらね!【空よ 地よ 燃え落ちよ 我が 灼熱の 炎が 現れる】!!」
「"7つ"だあああああああ!!」
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作品より抜粋。
また魔法使いではなく戦士達は魔法とは違う法則の力のある言葉を唱えて戦うのもかっこいいですね。
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「来るぞ!【俺様は動かん!絶対に!】」
ブラッドは魔法とは違う力ある言葉を叫び、続いて危険を察知した双子と、司令部にいた魔法を使える者が魔法障壁を張る。
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作品より抜粋。
個人的にはこの同じ世界別のキャラ視点とかで描かれるスピンオフとかがあれば是非それも見たいですね。
個人的には主人公の波乱に巻き込まれる祈りの国の守護騎士団のひとりの視点とか見てみたいですね。(詳しくは読んでみて下さい
そして遅くなりましたが主人公は本当に世界の裏ボスです。
意外と皆が皆知っている訳じゃないのですが知っている人が見れば何故主人公に関わったんだと卒倒するレベルです。
ですので主人公の安定感と爽快感も楽しめる作品ですのでそういうのが好きな人にもお勧めです!
こちらもなろうとカクヨム両方に投稿され連載されてますのでお好きな方で是非お読み下さい!
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好奇心は猫を殺すといったが果たして化け物を殺すことができるのであろうか?
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というわけで上記2作品を紹介させていただきました!
最近見たなろう・カクヨムの紹介という事で今後も読んで面白かった物は細々と書いていこうと思います。
ではここまで長文にお付き合い頂きありがとうございました。
是非作品の方にも目を通して頂いて共感が得られれば嬉しいです。
以上、ありがとうございました。
また次回のnoteでお会い致しましょう!
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