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ベートーヴェン「不滅の恋人」への手紙

今日はこの舞台を。
舞台を観劇にいっていいものやら、悩まなければならなくなってきた。昨日から幕開けしたこの舞台も最後まで走り切れるのか、、どうか走りきって欲しいとの願いをこめて。

ベートーヴェンの生誕250周年。約50年と短い生涯の中で、生涯独身ながら恋は常にしていたとされるベートーヴェン。ベートーヴェンの周囲の人たちの視点からベートーヴェンの音楽の存在が描かれていた。

私たち人間は時代や運命に翻弄されながら生きている。今でこそ自由はあるが、当時は結婚も好きにはできなかっただろうし、差別があって当たり前の世の中。人が「意思」をもつ価値ってあったのだろうかとさえ思う。

その中での交響曲第9。
初めて聴いた時には人の強さ。翻弄されならも立ち向かう力強さ、生きる力を感じ衝撃を受けたことを今も覚えている。そして1人よりも2人、2人よりも3人。同じ思いを分かち合える人がいることの力は∞にさえ感じた。

冬になり、また春以上にコロナの影響が出るのではと怯える人も多い。正しく怯えることはもちろん大切だと思う。だけど一方で翻弄されたくはない。もしかしたら諦めなければならないこと、手放す必要のあるものもあるだろう。それでも自分の足をしっかり地につけていたい。

自分もそうでありたいし、翻弄されそうになっている人に手をさしのべ、共に歩く。そうして次に繋いでいく。
暗雲が立ち込めそうな11月の終わりだけれど、明けない夜はない。

苦悩から歓喜へ。

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