偶然巡り会えた仕事が花を開かせることもある
20代の方のキャリア研修をしていると、
自分のやりたいことができない、という声を聞くことが
あります。
希望と異なる部署に配属されたり、
希望部署ではあるものの雑用ばかりさせられる、、
その背景はいろいろです。
今の現状に嘆くことも一つと捉え方ではありますが、
与えられた仕事に自分の可能性を探してみる、ということも一つの
考え方ではないでしょうか。
自分は向いていないと思っていたのに、やってみたら意外と面白かった
ということはないでしょうか。
もしくは、偶然出会えたチャンスが自分の可能性を広げてくれた、
ということはないでしょうか。
自分のキャリアを作るにあたり、
①目標を決めて、それに突き進む、という作り方と
偶然を楽しむ、つまり②たまたま巡り会った仕事やチャンスから
キャリアを作るという方法の二つがあります。
私自身も転職や独立といった大きな決断ほど、
後者派で、今に至っています。
意外と自分で自分のことは理解しておらず
他者の方が客観的に適性を見てくれているということもありますし、
例えそれが「降格」「左遷」のような待遇であることが
事実であったとしても、
与えられた場所で自分がどう行動するかで
花ひらくことだってあります。
時間を無駄にしたくない、最短距離で自分のやりたいことに
突き進みたいという気持ちもわかりますが、
寄り道する、想定外を楽しむということも
自分のキャリアを豊かにしてくれるかもしれません。
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