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仕事を愛するということは能動的行為

私にとって仕事は大切な存在。キャリアコンサルタントという仕事をしていると好きなことを仕事にしたい、とか仕事についてのいろんな相談を受ける。

仕事も「愛する」ということ、「愛を注ぐ」存在なのだと思う。

人と結婚して人生を共に歩むということと似ている。

恋愛から結婚という流れで考えてみよう。「ああ、この人いいな。」という好意が生まれ「好き」という感情を育てる。そしてそこからうまくいくと「おつきあい」がスタートし、相手の良いところ、ダメなところも知り、「結婚」。結婚しても幸せな時ばかりだけでなく、数々の困難だったり、危機にも遭遇する。日常でも家事が苦手と言ってもやらざるを得なくなるし、子どもや親の面倒などははっきり言って「義務感」もかなり大きいはず。

最初は「好き」という感情だけだったのが、いろんな出来事を経て、「好き」という感情だけではない負の感情も含めて、いろんな感情や思いが育まれていく。この育みこそが「愛」という名詞ではなく、「愛をする」「愛を育てる」「愛を注ぐ」という動詞であって行動。その動詞、能動的動きが大きな絆に育つ。

仕事も最初はやってみたい、あんな人になりたいという好意から「好き」になり、時を経て「好き」だけではない存在になっていく。困難もあれば、いい面だけをみているわけにもいかず、得意なことだけやっていればいいというわけにもいかなくなってくる。「愛を注ぐ」ものになり、仕事への絆が生まれる。

結婚生活と同様に、わがまま放題になったり、受け身にだけなってしまうと、破綻することもありえる。

私はこの仕事を長く続けていき、次の世代につないで行きたいと思う。そのためにも途中ペースが落ちたりすることもあるだろうし、やりたいことができない我慢の時もあると思う。それでも諦めずに愛し続けたいと思う。

仕事を愛するということは、私の人生を満たすために大切な存在であり、行動だから。

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