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苦しみの時間は自分にとっての宝物

昨日で今年から新たに始めた試みがひと段落した。

皆さんが真剣にそれぞれのことに取り組んでいる姿勢が、私にとっても良い刺激だった。そして、皆さん常に真剣だからこそ、自分ができないことに悩み苦しみ、自分の弱さとも対峙され続けていた。

私も以前、わかっていて当たり前と思っていたことが本当は全くできなかったことを突きつけられた時、今まで一応プロとしてやってきたのになんだったのか、と混乱し、自信喪失し、どうしようもなくなったことを今でも覚えている。

話は変わって、先日、ふと目にしたイチロー選手の引退の裏側を特集したテレビ。どんな記録よりも最後の1年間、苦しみ抜いた1年。その1年を過ごしたことが自分のささやかな誇りだとイチロー選手は言っていた。

苦しい時間を過ごしたこと=自分の誇り

イチロー選手と比較すると足元にも及ばない苦しみしか私は知らないけれど、苦しみがあったからこその今。弱いダメな自分を突きつけられ、逃げずに苦しみと向き合い、自分と向き合い続けた時間。実はその時間は宝物のような時間かもしれない。

(そう思うともっと苦しんだ方がいいのかも、と思ってしまう自分が怖い笑)

私の仕事は対人支援である以上、人の苦しみを知ることも必要である。また企業研修講師という点でも自分が経験していないことは絶対に人には伝わらない。

苦しみも幸せも人以上に経験し、自分の糧にしていける。そんな強さはまだないけれど、こういう仕事をしている以上、自分の人生を豊かにし続けることはどんな状況であっても怠らないでいたいと思う。

そしてそういう仕事を続けられていることが本当に有難い状況で、ありがとう。

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