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中年女性、感覚統合療法で身体を作る~晴れの日に傘をさしてる馬鹿でいい

さて、触覚にも変化があらわれた。
冷たい/熱いなど、温度感覚が少し違う。
前までは、外気温や雨がそのまま身体の寒さや水滴として襲ってきたが。
しかし、今は何層かになった分厚い皮膚が、ある程度の冷気は冷たいと感じる場所に到達する前に冷気を遮断したり弱めたりする感覚になった。
皮膚や外部と認識している部分は、ある程度外部刺激をやわらげる。
固有感覚だと言われた内側は自分を動かし続けるのを阻害されないよう、そんなには外からの刺激に反応しない。
でもやはりやはり手先足先は冷たい。多分これはまだ訓練が足りていないのだろう。
固有感覚は皮膚が外気を内側にダイレクトに伝えないことにより、ある程度恒常的な体温、というか、恒温動物は皮膚や体毛でこれをやってでいるんじゃないか、と仮説を立ててみる。

腕の断面図。ピンクが固有感覚、橙色が外側な部分。



ここまで感覚過敏を書いてきて
「すんごいワガママじゃない?」
と自分でも思うし、これを
「こだわり」
の類いだと思われもするのだが、身体や感覚の持ち主としては、毎日寝る前に
「耐えがたきを耐え、しのびがたきをしのび」
と、不愉快と我慢の連続でヘトヘトになっており
「私の身体だけど、意思がそうしているんじゃないんだよ!」
ということは主張したい。

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