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中年女性、感覚統合療法で身体を作る~甦るがいい、我が感覚たちよ!!

さて週1回、10~30分で行われる、施設に出向いて行われる感覚統合療法なのだが。
週1回だけで身体に記事10回分の気付きがでるっていうすごい話なのだが。
この前は夫も連れて行ってきた。

今回使われるのは、まずはやはり「揺れる」系統の、大人も全身を乗せられるサイズのブランコ。

「それじゃあ、刺激を入れていきましょう!」
と講師の先生が言うものの
「刺激という名詞に対して、動詞が入れるって、なんか変わってるな…」
と、発達特性感丸出しのことを考えている私である。

夫も挑戦するが、どうやっても楽しいらしい

さて、このブランコに乗って、最初は座って、次に立って、最後に片手だけで漕いでうごかす。
ここまでは普通のブランコと同じだから楽勝。
というか、近くにいる人が私を加害しないと信頼できるなら、結構色んなことをするが、基本、運動について人間不信で、思うようにできない。
講師の人よ、夫よ、ありがとう。
次からが私の緊張をかきたてる。
写真のように、ブランコに四つん這いになって、前後に動かす。
な、なんか視界が気持ち悪い。
同じ位置を高いところから床まで見てるとだんだん気持ちが悪くなって来る。
緩い坂道を登り下りして車酔いになった感じ。
でもそれでもギブアップギリギリまで耐えた。
次はもっと低い位置の、ブランコに腹這いである。
床!床見える!何も起こらないのはわかっていてもヤダ!なんか怖いよ!
と、やだあああああ!こわいわああああ!
と叫ぶ高校26年生。
しかもだんだん、耳の中の圧が高くなり、ジンジン痛い。
「耳痛い!いたくなってきたあああ!」
「えっ、何でよ?」
夫よ、それは私が知りたい。

そして最後に、仰向け。
初手から
ぐぬああうっふううううーー!!!
とか、良くわからない雄叫びをあげる。
身体の中に身体にすっぽり収まるサイズのボールがあり、それが揺れによって動く感じ。
しかもそれがみぞおちあたりにもゴロンとくるから、唾液すら噴水のように吹く始末である。

しかしふと気づく。
この球体、重心じゃないの?
なので、球体に身体の重さをかけて動きに身を預けると、あら不思議、怖くもなんともなくなる。
※ただしみぞおちに来ると唾液を吐く。
そうやって数パターンやってブランコは終わり。
正直なとこ、まさに
「刺激を入れられた」
で、電気鍼の治療をしたか、水泳の後みたいにヘロヘロである。

平気なのが一般的らしいんだがなあ。


「じゃあ仕上げに、これに座ってください」
と、乗るだけでフィットネスになる体重計みたいな器具に乗る。

TVの通販番組とかで良く見るアイツ

この体勢で
「じゃあいきますからねー」
と言われてスイッチON.
うーん、座り心地が悪い
…ストレスを感じた時にみぞおちが固い感じになる現象が起こってますブクブク
(また唾液を出してる)
いたい、いだだだだだだ、背中からおでこいたい、デコ痛い!!青緑のあたり痛い!!

おでこまで痛くなるのは想定外だったよ…

もう限界です!
と言ってマシンをおりて下を向き震える私を見て、夫が
「そんなにグロッキーになるもん?」
と、速度を最大にして座りながら
「いや、俺、全然平気だけど?」
平気だから乗らなくていいんだろうが。

ヘロヘロな状態で帰宅し、夕飯を食べてすぐ寝たらば。
翌朝、今までに感じたことのない背中の筋肉痛に襲われる。
やっぱり背中が層になっていて、その表面だけが痛む感覚。

要は身体は何層・何節の集合体であり、私は己の身体のそれらを知らないんだな?
知らないから起きる不具合が心身に頻発するんだな?

ふむわかった。
でも次の日にいつも強烈な後遺症がくるけど、これは知らない分だけの反発なのかな?


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