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中年女性、感覚統合療法で身体を作る~感じる・考える・実行する

さて今回は、感覚統合療法を実際に受けてる身からの感覚統合療法の理論。
自分で説明すると簡単すぎるか難解すぎるか、どちらかになるので、LITALICO発達ナビというサイトから拝借して例示。

食べるという作業を分解するとこうなる。

ここまでの様々な作業を
1.食べようと思って
2.適切な動作を組み合わせて口に持っていき
3.舌がおいしい、甘い・しょっぱいなどを感じる。

これ書いているうちに、食べることすらかったるいことに思えてきたが、本当に疲れたらご飯すら鬱陶しいな、そういえばな…

そんなわけで、人間というのは
1.やりたいと思って
2.準備して
3.実行して
4.成し遂げる

という、クッソ面倒くさいことをしながら生きている。
こう書いてしまうと、全人類の生きざまが面倒くさいことになってしまうが故に、仏陀が断食を始めたりするんで、まあ人生は楽しむ方向で。

ここで、脳の仕組みが登場。

これらはいつも一方通行というわけではない

大脳辺縁系という部位が、何かをしたい、とか、しよう、などの欲求や、気持ち良い、いい感じなど、単純な欲求や刺激を求め、その影響を受ける。
で、前頭葉というのが、更にレベルの高い欲求や達成感を求めます。
大脳辺縁系が求める刺激が
肉が食いてえ!!
なら、前頭葉の求める刺激は
神戸和牛のタンが食える○○って店行きてえ!
と、何ステップか上になる。

ただここで問題が。
牛タンは食べたいが肉屋の場所を知らないとか!
それどころか
実は肉を食べたことがないとか!
「おまえはそれでどうやってそれを食べようと思ったんだ?」
と、発達障害にはあるあるだけれど、回りから見れば頭痛がするようなことが、実際でも脳内でも起こる。
というか、このどうしようもない発想や思考の大事故・珍事件が発達障害そのものなんだよ。

大脳辺縁系と前頭葉、それと物理的な感覚を司る小脳がうまく機能していれば、セーフティスイッチがいくつもあるんで、こんなブッ飛んでるトラブルは極めて少ないのですが、機能してなければ、通勤ラッシュの時間帯の鉄道事故が起こったような大トラブルが脳を襲い、パンクやパニックを引き起こす。

なので、脳が常に事故のない運行ができるように、ダイヤの組み直しや社員教育などの概念的なものではなく、線路の敷設や車両整備、駅の階層化など、直接的・物理的な工事をしてしまう、要は物理的刺激を受けさせて正常な運行をさせるのが感覚統合療法、そんな感じ。

私はちょっとした動きや刺激にもギャースカ叫んでるけど、お子さんを見ると、ブランコやスリングで全力で揺らされてもゲラゲラ楽しそうな姿なので
「あれは親御さんはハラハラしてるにちがいない…」
と思っている。
何故かと言えば。

私の次男が、いくら器具を激しく扱っても怖がらない、良く転倒する、痛みに鈍い子だったから。

お母さんと足して割ろうか?

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