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中年女性、感覚統合療法で身体を作る~いい湯だな、も固有感覚

そして一番の収穫。
身体の芯があるのを感知できたこと。

【身体の芯まであたたまります】

実は入浴剤のCMに出てくる謳い文句のコレ、意味がわからなかった。
身体の芯まで暖めるほど長風呂をしていたら、のぼせてぶっ倒れるし、ぬるめの半身浴にしなさいと言われても、中途半端に入浴してしまうため、やっぱり不愉快である。

しかし我ながら、日常生活で不愉快な思いを抱いていることが多い…
この不愉快さが、特性からくるものだとしたら、そりゃまあ
「こだわりが強い」
ように見えるだろう。
本人、いや私にとっては
「不快な気分にならないための最善手」
意図的かそうでないかもあるくらい、死活問題なのだが。

不愉快から話が飛んだ。

風呂だ風呂。

芯まで暖めたらのぼせる、ぬるめの長湯は体を暖めないので
「みんなどうしてあんなに長く入れたり、気持ち良いとなるのか?」
と疑問だった。

私とて、温泉で温まってホカホカになるのは好きだが、休日にスーパー銭湯や温泉に行くのは、娯楽のチョイスとして上がりはしない。
風呂で身体を温めるは個人の感覚のだろ、と思っていた、43年思っていたらばだ。

これはどうも、本当に身体の芯があって、そこに到達する感覚があるな?!

と、湯船の中から飛び出し、全裸でスマホに殴り書きをした。令和のソクラテスだが、日本人なので
「エウレーカ!」
とは叫ばない。

ところでこのエピソード、ソクラテスだよね?また話が脱線した。

平たい顔族のソクラテス

絵を見てくれるとわかるが、緑の部分が人間に刺激が加わるのに対して抵抗する、要は脂肪やら皮膚。その中のピンクが、身体を動かすための神経や筋肉、内臓である。

そしてだ。

身体の表面が温まらなくとも、内部はぽかぽかとして、汗がにじんでくるのを、初めて味わったのだ!
あれはなんというか、からだがお風呂のお湯でじわじわスッキリしていく感じで
「本当に身体の中から温まるってあるのだな」と、しみじみするのだった。

でもこれ、卵のタンパク質の凝固が、黄身の方が低いから温泉卵や半熟卵が作れるのと同じ…で…は?
鳥のソテーで皮から蒸し焼きにすれば、中にふっくら火が通るのと同じでは??

実はむつき、人間や生物の知識がからっきしである。
授業も寝ていた。
どうなんだこれ。

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